我慢して視聴していたが、途中で辟易してスイッチを切った、今日の代表質問の国会。
菅総理の答弁は、殆ど手元の紙を棒読みしただけの答弁であった。日本国のリーダーとして、総理としての責任の決意表明が微塵にも感じられなかった。
以下は自民党、政調会長の石破茂氏の今日のブログの一説。
「本来であれば、水曜日午前九時から衆議院予算委員会で菅総理に対する質疑に私が立つはずなのですが、今朝突然民主党側から、予算委員会は一切開かず、当然会期延長もしない旨の通告があり、予算委員会の開催自体が流動的な情勢となっています。
国会対策委員会の話によれば、この流れを主導しているのは輿石東・民主党参議院議員会長で、「予算委員会など開いても、荒井聡国務相の事務所費問題などの追及に答弁不能に陥る危険性が高く、何のプラスにもならない。予算委員会を開かないリスクと開くリスクを勘案すれば、開かないほうが得策だ」と強硬に主張し、枝野執行部も官邸も、鳩山辞任・菅政権誕生の流れを作った功労者である輿石氏の前になす術なし、といった状況のようです。
こんな馬鹿な話があってよいはず筈がありません。
先週、民主党側から「代表質問と党首討論、もしくは予算委員会のどちらがよいか」との提案があり、3日間の予算委員会開催で野党側は回答した状態になっていたのに、一方的に「あの提案は取り消す」とは一体何事か。」
これが民主党の知られざる姿なのだろう。国民の前では耳に聞こえの良い言葉を発しているけれど・・。鳩山前内閣と取って変わって、期待出来るような内閣とは決して思えない。