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カテゴリ:政治
昨日7月11日の参議院選挙はほぼ、予想通りの結果だった。
民主党と自民党の-+の数が予想より若干多かったくらいで・・。みんなの党の躍進もかなりのものだろうとは思っていたし・・。 しかし、問題は鳩山前総理の後を受け継いだ菅総理の今秋の任期切れ以降の政局だ。民主党は、現職の法務大臣である千葉氏がこの選挙で落選したのにも関わらず、そのまま続投させると言うような信じられないことを言っている。落選の結果は民意の結果である筈。 法治国家の法務大臣でありながら、(百歩譲ってそれは個人としての考え方だとしても。)死刑廃止論者であり、死刑判決を受けた受刑者の法務大臣としての死刑の印を押さないとか・・裁判の結果、結論を出た末の判断に対してのその行為は法務大臣としての資格があるのかと言いたい。 そもそもそういう人間に法務大臣をさせている民主党って一体どういう政治的センスをしているのだろうか・・。 今朝、みのもんた氏司会の番組で、各党の論客を交えて論争・・という番組を見た。 その論客以外に、各党の当選した議員をスタジオにゲストとして呼んだり、中継で繋いで所信表明を聞いたりインタビューをしたりのリアルタイム放送だった。 中でも、わたしが一層目を引かれたのは、三原じゅんこ氏と佐藤ゆかり氏。 三原じゅんこ氏のことは、最初はわたしはよく知らなかったので、タレント候補の女優という認識でしかなかった。しかし、聞くと、「子宮頸がん撲滅の為の予防接種の無償化」を訴えている活動を以前から続けている事や、自身が経営している介護施設の介護師の労働条件等の改善を訴えているということだった。しかも、他のタレント候補とは違って、自ら自らの活動の目的実現のために、立候補を申し出て認められ、当選したという。 そして、佐藤ゆかり氏は今回当選した、片山さつき氏や小野次郎氏とともに、以前小泉チルドレンと呼ばれた一人である。 スタジオで既に席についていた各党の論客議員たちを前にしても、「菅さんの景気対策の手法はもう30年前の古い手法なのです・・。」と、臆することなく経済を活性化するための熱弁を振るう。それは決して(何処かの党の誰かのように)その場限りの唐突さではなく、勉強を重ね、10年以上経済問題に係わってきたと言う実績からの自信から来た説得力のあるものだと感じられた。 他の何処の党の候補者も、この暑い最中の選挙運動はわたしたちには想像もつかないような心身共に大変な苦しさ、努力があっただろう。同じく、佐藤ゆかり氏も、スタジオで「参院選は短期間勝負なので、極限状態のなかで頑張っていました」・・と答えていた。結果が出た昨日の今朝なので、それはもう当事者の疲労は想像に難くない。 ところが・・それにも関わらず、三原じゅんこ氏や佐藤ゆかり氏は選挙に勝った自信とこれからの希望にあふれていて輝いていた。 司会のみのもんた氏も本人を目の前でありながら、「佐藤さんは逞しくなりましたねぇ~」と思わず口走った所以であろう。 悲しいかな、自民党やみんなの党や公明党が躍進したと言え、現在は野党であることに変わりは無い。大敗したと言われる民主党の動きに目が離せない。 折りしも、夜中にFIFAワールドカップのスペインVSオランダの決勝戦が行われ、1-0でスペインが優勝し、大会は幕を閉じた。さすが、優勝国になっただけある素晴らしいシュート、ゴールだった。^(ノ゜ー゜)ノ☆パチパチ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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