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カテゴリ:政治
30日に、やっと野田首相が26日の衆院本会議で、「社会保障・税一体改革関連法案」の採決で、反対票を投じた小沢一郎元代表たち造反議員に処分を表明したと言う。
昨日の讀賣新聞の社説。 『小沢・輿石会談 無茶な要求には付き合えない(6月30日付・読売社説) 「離党カード」をちらつかせ、理不尽な要求を突きつける――。まさに「壊し屋」らしい手法だが、民主党執行部は断固拒否すべきだ。 民主党の小沢一郎元代表が輿石幹事長と3回にわたり会談し、社会保障・税一体改革関連法案を参院で採決、成立させるなら、自らのグループを率いて集団離党する考えを伝えた。 輿石氏は、翻意を求め、調整が続いている。小沢氏は週明けには結論を出したい意向という。 小沢氏の要求は、法案成立に政治生命を懸ける野田首相が到底容認できない、無茶なものだ。 問題なのは、輿石氏が、党分裂を回避しようと、何らかの妥協を検討していることである。 関連法案は、民主、自民、公明の3党合意に基づき、修正された。3党合意は、各党が譲り合ってまとめたもので、極めて重い。 小沢氏らが法案の衆院採決で反対したことは、3党合意への造反を意味し、自民、公明両党は強く反発している。それなのに、小沢氏を懐柔するために、民主党執行部が妥協するのは本末転倒だ。 小沢氏らの造反は、党執行部が「党内融和」の名の下、深刻な路線対立に目をつぶり、糊塗(こと)してきたツケにほかならない。党内の亀裂は、もはや修復不能である。 輿石氏が今すべきは、小沢氏に厳しい処分を下すことだ。 そもそも民主党の政権公約(マニフェスト)に固執し、「国民との約束を実行する」との小沢氏の主張には、正当性がない。 政権交代後、2年10か月近くになる。年間16・8兆円の財源捻出が可能としたマニフェストは完全に破綻している。小沢氏自身、幹事長を8か月以上務めながら、公約実現に動いた形跡はない。 今になって、「増税の前にやるべきことがある」「民主党は政権交代の原点に戻れ」などと唱えても、説得力のある行政改革や景気改善の具体策を明示しなければ、信用できるはずがない。 小沢氏は19年前に自民党を離党して以来、新生、新進、自由の各党の結成・解散を繰り返した後、民主党に合流した。政策より政局を重視する、強引で独善的な政治手法や、金権体質を今も引きずっている。 2006年4月、小沢氏は民主党代表に就任する際、「まず私自身が変わらなければならない」と大見えを切った。 だが、今回の離党に向けた動きは、小沢流の政治が何ら変わっていないことを裏付けている。 (2012年6月30日01時16分 読売新聞)』 全く、この通りだと思う! 小沢派といわれている民主党議員たちには裏で、小沢氏による金権的な実行支配が行われているせいなのか、未だにお金に潔白とは言えない政治家についていく議員が50人とか言われている。この際、民主党執行部も民主党内部の一掃ということで腹を括るべきではないか・・。どの道、解散総選挙の際には、今の民主党の勝算はないのだから、身ぎれいになったほうがベターかと。 マスコミも、小沢や小沢派をもうあれこれ取り上げず、話題にしなければいいのに・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年07月06日 22時33分23秒
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