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カテゴリ:政治
渡辺代表のみんなの党が、橋下徹大阪市長や松井大阪府知事の維新の会との連携が進まず、焦燥感が漂っているというような新聞の記事があったが、それはそうだろう~とわたしは確信している。 そもそも、橋下さんや松井さんの考え方と、みんなの党の考え方はかなり違っていると思う。みんなの党の渡辺代表は、維新の会の人気に肖ろうという思いがあるのか、公務員改革などについて、殆ど考え方は共通しているようなことを述べていたが、わたしは全くそうは思わない。あくまでも私見だが・・。 能力の無い、政治家が多い政府だったとしても、陰で支えているのは官僚であり、優秀な官僚たちが存在してのことなのだ。国会で、野党の厳しい質問に答えられない、与党の大臣たちが、コソコソ背後霊のようにいる官僚に助言を貰っている様子をみても一目瞭然である。 だから、能力が無い政治家だと、その優秀な官僚たちを動かしきれない。官僚の都合のいいままにされるようであっても困る。よって、能力のある政治家がその官僚を使いこなし、国を司らないといけないのは言うまでも無い。某党のように、ただ、官僚たちを非難し、立場や条件を悪くするだけでは、国民への迎合主義で、ポピュリズムであって、官僚たちの士気は逆に衰え、国家、ひいては国民の為にも決してよろしくない。 わたしたちは、したたかで優秀な官僚たちをしっかりと動かすことが出来る、政治家、リーダーを見極めなくてはいけないと思う。 維新の会の人気に擦り寄っていく政治家は多いけれど、維新の会と言っても、現時点で、政治家として抜きん出ていて、表舞台に立っていると思われるのは、橋下大阪市長と松井大阪府知事くらいである。実際は他にも何人か居るのかもしれないが・・。 そんな維新の会の人気に我先にあやかろうとする政治家が多い中、自民党の安倍元総理は、(マスコミの一部報道が事実であるとすれば・・)維新の会の代表の打診を断ったと言う・・。その冷静さは、さすがである。まだ政治家集団として、まだ実績の無い、未知数の維新の会の人気先行の代表に易々と乗ることは出来ないのではないだろうか。 ただ、教育の在り方や国防問題、憲法改正の考え方など、安倍元総理と橋下大阪市長や松井大阪府知事とは、数々の記事を見たり、数々のコメントを聞いていると非常に近いと思われる。 いつか連携、連立など、そういう時期が将来が来る可能性があっても、今は時期尚早という感じがする。しかし、政治の世界って急展開するらしいから分からないが・・。
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最終更新日
2012年08月26日 13時49分24秒
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