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カテゴリ:政治
ここ数日、新聞やTVのニュースの報道を祈るような気持ちで見守り続けたアルジェリア東部イナメナスの人質事件・・。日本人10人のうち、7人の死亡という実に残念、無念な結果になってしまった。ご遺族の気持ちを考えると堪らない思いだ。
今回の事件で、各マスコミや識者などから政府の情報収集能力の問題が指摘されている。 こんな場合には、あれこれ非難するが、イギリスやフランス、アメリカ等はそれぞれの軍隊があり、CIA的な秘密情報部みたいな組織を持つ国と同列に語れる筈が無いし、自ずと日本は情報収集能力に限界があるのは当然のことだ。たとえ外交能力、外交手腕を駆使したとしても比較にならないだろう。 情報収集能力を問うのであれば、安倍首相が掲げるように、国内外に自衛隊を国防軍と位置し秘密情報部組織も同時に作って充実させるべきだ。 海外に自国民を救出すべく出動するに当たっても、武装勢力相手に丸腰では話にならない。 日本、及び日本国民の安全についても、情報収集能力の充実、集団的自衛権、どれをとっても憲法九条の改正は不可欠のものだと、わたしは確信している。 昨夜だったか、報道ステーションの番組でコメンテーターか評論家か知らないけど、今回の事件において、米国一辺倒であればあるほどイスラム武装勢力などから狙われるから、避けたほうがいいような事を言っていた。思わず「アホか!この人・・」と声が出そうになった(汗) 現在の日本において、対中、対北朝鮮、対テロ・・すべてアメリカ以外と真に安保を組めるべき国がどこにあろうか。無論、そのアメリカだって日本のことばかりを考えてくれているお人よしの国ではない、世界中どこの国だって常に国策、国益で動いているのである。 日本も、勿論リスクも熟慮しながらも、よりしたたかに国益を重視して、外交や安全保障を考えていくのは至極当然の話なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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