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カテゴリ:社会
殆ど聴いたことが無い気がする。ハリウッド俳優の自殺なんて。どんな役でもこなす、有名な映画に多数、主な役柄で出演してきて有名な、ロビン・ウイリアムズ氏が自殺しただなんて・・。
何でもアルコール依存症で、治療中でもあってさらに重度の鬱とも闘っていたのだとか。なんとも、名優であっただけに、惜しい人を亡くしたものだ。 1週間くらい前までは、朝昼どこの番組も理研の笹井副センター長の自殺の報道だった。笹井氏も報道で、遺書の内容から、小保方氏とのスタップ細胞についての責任問題をマスコミの度重なる追及などにより、鬱状態に追い込まれたことも自殺の大きな原因であるようだと言われている。 思うに、かなり几帳面だったり、真面目過ぎたり、「何とかなるわ」的なある種、開き直りのような発想の転換が出来ない人に多いのかもしれない。 久々に石破幹事長のブログを読んでみたら、次のような下りがあった。 『笹井副センター長の自死には、何ともやりきれない思いが致します。そこまで追い詰めたマスコミの責任は何ら問われず、やがて何事もなかったかのように人々の記憶が風化していくのも通例ですが、当事者の苦しみや悲しみを(少なくとも紙面や映像では)顧みることも、自らの責任を問うこともしないままに、「報道の自由」の名のもとに「責任ある職にある者はいかなる批判も浴びて当然」とばかりに非難を繰り返すのは、とても悲しいことです。 それを所与のものとしてなお耐え抜くのが、責任の重い立場にある者の務めなのであり、実際そのように強くて立派な人も居るのですが、「そんな目に遭うぐらいなら責任ある立場などには就きたくない」「責任ある立場に就いてもなるべくリスクは冒したくない」と思う人も居るのではないでしょうか。 故・新井将敬代議士や故・松岡利勝農水相、最近では故・松下国務相など、自ら命を断った友人・同僚の胸中を察するとき、ご批判覚悟で敢えて申し上げると、私は切なくてなりません。一部、人間の心の奥底のどこかに、他人の不幸を喜ぶというどうしようもない性があるように思い、厭で堪らなくなります。 研究者たちがこの悲しい出来事を乗り越え、日本の科学発展のために更に邁進されることを祈る他はありません(どうしてこんな月並みなことしか言えないのでしょう)。』 石破さんの優しさが出ている文章だと思う。それと、ある意味マスコミは、あれこれ評判、話題になっている内は持てはやし、一旦何かのきっかけで失敗すると、まるで池に落ちた犬に寄って集って石を投げつけるが如く、容赦なく、非難囂々と追い詰める。非道に人を殺めたなど、そこまで取り返しのつかない事と言うわけでもないのに。というようなことを石破さんも言いたいのではないだろうか。 石破さんのブログの続きには、朝日新聞の従軍慰安婦問題に関する訂正の記事のことについても興味深い内容が、書かれていたが、長くなるのでまたあらためて・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月14日 23時32分29秒
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