「涙」って何よ?!「涙」って
今回の『天地人』のサブタイトルは「三成の涙」でした。 石田三成(小栗旬)が「自分が泣いたのは子供の頃に1回だけである」 と語っていたので、ああ~、そういう話なのかぁ、と思いながら見ていたら・・・、 最後にヤラれちゃいました。 兼続に「今日からお前は俺の友」と言われ、おむすびを半分こしてもらった三成が、 兼続に背を向け、一筋の涙を流したではありませんか! うっわー、何て分かりやすい結末なんだ。 信じられん。 こんなん大河ドラマじゃない! 思わず叫んでしまった私なのでした。 兼続が、三成に「阿呆」と言われてしまったことすら受け入れてしまう大らかさを持っているとか、2人のキャラクターの対比の描き方とか、興味深い場面もあったのに・・・、 ラストで台無しになってしまったような気がします。 (なんで、三成が「兼続は、少しは天下のことを分かっているようだ」と判断できたのか、少々疑問ではありましたが) 小栗くんも頑張っていたので、本当にもったいなかったですね。