こんにゃくばたけ
いよいよ話が大きくなってきましたね。 亡くなった方達には悪いけど、今回これだけ騒がれたことは子をもつ親としては少しありがたい。 こんにゃく畑はおいしいし私も大好きなので、発売中止は残念なのだが、今まで何度もこんにゃくゼリーで窒息死事件があったのにも関わらず、気に留める人は留める、留めない人は留めないという事実がある。 でも、ここまで騒がれればさすがに日本中のほとんどの人が「こんにゃくゼリーってやっぱり気をつけなければいけない商品なんだ」と知ってくれただろう。 なにが言いたいのかというと、やっぱりおばあちゃんのこと。 私は子どもが小さいということもあって、のどに詰まらせやすい食べ物には細心の注意を払っているつもりだし、こんにゃく畑が危ないことも常識として知っていたのだが、義母や親戚のおばちゃん達は「こんにゃく畑」の存在もよく知らなかったらしく、どこかでもらったものを普通のゼリーの感覚で1歳だった娘に与えようとしていた。 気が気じゃなく、「普通のゼリーより堅くて危ないのでまだ早いかも・・・」とやんわり言ってみたり、娘がどうしても欲しがれば、スプーンで少しずつ与えてみたり。 私が目の前で見ているときならいいけれど、私がいないときにそのまま与えたりしないかなぁ、とひやひやしたり。やっぱ立場上「あげないでください!」って言えないんだよな・・・。自分の子を守れるのは自分だけなんだからはっきり言うべきだったんだが。 それから少ししてから叔母さんがこんにゃくゼリーで窒息の事故を知ったらしく(今から2年ほど前)、手のひら返したように「プジコちゃん!こんにゃくゼリーは危ないから気をつけてね!」と言われ… いや、だから前から私・・・言ってるんですけど・・・。 その時も叔母さんは反応してたけど、義母はまだピンときてなかったようだ。その後、義母にこんにゃく畑ブームが訪れ、凍らして食べるとおいしいよねーーという話をしていた頃に今回の騒ぎが始まった。 娘も3歳になって、私としても何度も食べさせているから大丈夫という油断もあった頃なので、このタイミングで騒ぎになってくれて正直本当に助かった。 さすがに最近になって義母の口から「こんにゃく畑危ないらしいね。気をつけないとね。」という言葉がでた。そうなんですよ~。お母様。気をつけないとなんですよ~。 これは義母批判でもなんでもなく、知らない人は知らないんだからしょうがないんだよなーって話。 世論的には、保護者が注意すればいいから規制をする必要はないっていう意見が多いようだ。私も規制の必要はないと思うのだが、多くの人が常識と思っている情報をすべての人が知っているとは限らないので、危険の伴う商品ならくどいくらいくどいくらいくどいくらい注意喚起をして欲しい。