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「日中宇宙戦争」(文藝春秋)
「ものがたり日本の航空技術」(平凡社新書) ここ数日でこの2冊を読みました。 「日中宇宙戦争」は別に衛星レーザー等で日中が戦うような SF物ではありません。 大陸中国の有人宇宙飛行を受けて日中の宇宙開発の考え方の 違い等や政治的な問題などが書かれています。 「ものがたり日本の航空技術」 こちらも感じが似た本です。 前者は、 ・中国は偵察衛星のフィルム回収と一旦宇宙に打ち上げてから 大気圏に再突入する大陸間弾道弾の開発を重要ミッション としてた。(これは有人宇宙飛行時に地球へ帰還するための重要な要素) また3万6千キロメートルの高度に打ち上げる静止衛星にはあまり重きを置いていなかった。(偵察衛星は高度数百キロ) ・日本は最近まで偵察衛星は政治的に打ち上げすることも出来ず、 宇宙からの回収は再突入と言う意味を含むため、長い期間研究開発を政治的に認められなかった。 また静止衛星等を打ち上げるためのロケット技術の開発に重きを置いていた。 更に有人宇宙飛行はアメリカさんがスペースシャトルに乗せてくれるので あまり重要な研究課題とされていない。 と言う様に私は勝手に解釈しました。 続きは後日に書きます。 ※この日記の最終更新日時は「2005-02-02 02:32:27」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.04 23:57:06
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