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テーマ:吹奏楽(3434)
カテゴリ:音楽・ミュージカル・お笑い
※2005.02.06午前にちょっと追加しました。
昔初めてオケのらっぱのパート譜を見た時、 「すいません・・・ これinDと書いていますが??」 「その通り。楽譜通り吹けば良いよ。」 「と、言っても心の準備が・・・」 「は? こんなのも吹けないのか?」 よく見ると吹く音は3種類位しかなく結果的に全く 問題はございませんでした。 ただ、その後に楽譜の読み替えについて議論したところ、 「読み替えなんかしねーよ。inDの場合は、inDの運指で 吹けばいいだけだろう。」 「え??」 と言った事がありました、inDじゃなかったかもしれませんが、 この団体は色々な長さのらっぱが有ったんですが、それを 使う時とは、 「長さの違うらっぱはね。音域が厳しい時に使うの。」 とも言われました。(譜面に合わせる事は基本的にしない) これが正しいかどうかは別として、楽譜の読み替えに戻ります。 楽譜は読み替えるんでは無いと言われた時はちょっと 絶句しました。 私はそれまでずっとなにかと「読み替え」ていたのです。 それを説明するために私の楽器の遍歴を書きますが、 ・最初はB管チューバでスタート、基本的に運指は実音で 教えられました。もちろんBも教わっていますが。 ここでの楽譜がヘ音で実音表記な訳です。 ・次はトロンボーン、ここでもヘ音ばかり見ていました。 ・その後はトランペット、ホルン等を吹いたのですが、 トランペットでは大問題が発生しました。 私の頭の中で運指も音のイメージも「inC」なんですよね。 それで「inB」の楽譜では頭の中が大混乱になる訳です。 (イメージがわかって頂けないとは思いますが) それから、私は「inB」の楽譜では頭の中で全て「inC」に 楽譜を置き換えながら吹き始めました。 これがいまでもそうなんです(笑) 残念ながら同じ悩みを持つ方にはまだ会った事がありません。 ちなみにホルンは楽器自体が「inF」ですので頭は混乱 しませんでしたが、演奏法が非常に複雑ですので 最初は大変に混乱致しました。 さて、こんな遍歴のせいで、Es、Fくらいならば、 B管の楽器で難なく読み替えて吹けてしまいます。 (ヘ音育ちの人間にはト音のEsはほとんど同じ楽譜に 見えますので読み替えは楽です。) 頭が硬いせいか運指を切り替えて吹く事はいまだに 出来ません。困ったものです。 http://kou-sa.nyacom.net/music/keys-list.html 楽器毎の記譜音が書いてあるページがありましたのでリンクを書きます。 ※以下、2005.02.06追加分 頭が「inC」で更に困った事がありました。 「inC」とか「inEs」のらっぱで「inB」の譜面を吹こうと すると大混乱です・・・ 元々が読み替えて吹いているので訳がわからん事になります。 「どの指だ???」とか言うことになります。 どの指くらいならば良いんですが、音のイメージがずれて 音を外しまくることにもなります。 他にもたまにB管系の方に「そこドの音」みたいな言い方を されると、「ドとはどの音の事?」となります。 「C」と言われると問題無いんですが、「ド」と言われると 今の状況ではどっちだ? と頭の中で0.5秒くらい考えます(笑) 他にも人に説明する時にもちょっと困るんですよね。 色々な音階をらっぱの初心者君等に教えるときに自分の 頭の中と違う音で説明しないといけないと言うのも ツライ経験でした(笑) なかなか難しい物です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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