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日記リンクさせていただいている「オホーツクほいさん」の日記でPHSの
話題があり、私の日記でもこれについて書きたくなりましたので 今日はPHSをテーマの日記を書きます。 ※きちんと調べて書けていない所がありますので、事実誤認等があるかもしれません。 気が向いた時にでも見なおします。 ちょっと前から旧アステルグループの地域会社が次から次へとサービス停止に 追いこまれていったりと、誰が見てもPHS業界は縮小傾向にあるように見えましたが、 今回のNTドコモのPHS事業撤退と言うのは業界にとって 正に「痛恨の一撃」だったのではないかと思っております。 PHSは最初は携帯電話に比べて端末価格が安かったので結構売れていましたが、 「繋がらない(場所によっては)」 「ケータイの端末価格が安くなった。」 「ケータイの方が面白そうな事が出来る」 こんな理由で携帯電話に食われてしまったのでは無いかと思います。 私は携帯電話以外にウィルコムのPHSも6年位使っていますが、 人口が比較的多い地域ではエリアの問題は結構解消されたのでは無いかと思いますが、 確かに山間部の「市」未満の地域では結構厳しい場合もあるかと思います。 ちょっと話を戻しますが、PHSは最初から問題があったんですよね。 DDIポケット NTTパーソナル アステル - 電力系でしたっけ? この3社がPHS事業を行っていた会社ですが、「DDIポケット」「NTTパーソナル」 は両社とも「携帯電話事業」を行っている 「旧関西セルラー等のセルラーグループ」 「NTTドコモ」 と関係があったんですよね。 これが不幸の始まりだったのではないかと思います。 やっぱり「携帯電話事業」と「PHS事業」を両方行うのは無理があったんじゃないでしょうか。 資金的に無理と言う意味ではなく、日本国内の限られたパイの中で、同一資本に属する企業が 両方の事業をやると言う事がです。 「NTTパーソナル」はよく知りませんが、「DDIポケット」はKDDIの完全子会社に なってからは「コア事業は携帯電話」「PHSはコア事業ではない」と言う 考え方で言い方は悪いですが「飼い殺し」にされていたんでしょう。 (今は東名阪以外の方には忘れ去られている「ツーカー」はいまだに「飼い殺し」にされていますね。) この理屈で言ったらアステルの一人勝ちだったはずですが、これは考えないでください(笑) さて、話を再度戻しますが、現在のPHS業界での最大手は 旧DDIポケットのウィルコムですね。 このウィルコムはAIR-EDGE(旧AirH")で「つなぎ放題定額料金」を導入し、 データ通信分野で活路を開いた企業ではないかと思っております。 とは言っても携帯電話会社3強と比べるとだいぶミクロな話ですが・・・ それはさておき、このウィルコムもKDDIによる足枷が外れて、ウィルコムの社長も語っている通り、 「これからが勝負」 だったはずなのですが、元親会社のKDDIがウィルコム誕生の今年の2月に 随分と面白いことをやって下さいました。 これは何かと言いますと、KDDIにもAIR-EDGEカードの様な パソコンに付けるタイプのデータ通信カードがあるのですが、 これの料金を「2月」から引き下げたんですね。 正確に言うと、正式な引き下げは5月ですが、2月から4月キャンペーンと言う事で、 「先行して値下げ」したのです。 値下げと言ってもAIR-EDGEの様な定額制ではありませんが、それでも 「なんで2月に値下げするの?」 と言う疑問を感じませんでしょうか? 私は「すごーく」疑問に感じています。ウィルコムに対する「きつーい」ご祝儀に 見えてなりません。 ウィルコムの話はここまでにしておきますが、 次にNTTドコモのPHS事業撤退についてですが、 これについて私は、 「NTT東西に売る手は無かったのか?」 と素人考えで思ったんですね。 NTT法により禁じられているのか、買いたくも無いのか、グループ内で食い合いをしても 仕方ないのかどれかわかりませんが、 NTTドコモがPHS事業を行うよりはよっぽど事業として健全ではないかと思えます。 本当に「なんでやらないのだろう?」と不思議に思っています。 長い日記になってしまいましたが、 PHSユーザの一人として、PHS最後の日が来ない事を心から祈っております・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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