|
テーマ:転職・再就職(1123)
カテゴリ:ビジネスとか転職の話
※4月24日 投稿先テーマを変更
内定をいただいたのですが、結論から言うとですね。 「内定を辞退致しました。」 意外に思われるかもしれませんが、色々と考えた結果 この結論に達しました。 それでは、「辞退」に至るまでの話を書きます。 面接から一夜明けて仕事をしつつ、頭を冷やして色々と考えていると、 「この会社に入るデメリット」 に幾つか気づいてしまい、その事で仕事にならないくらい考えこんで しまったのです。 最後には考えるのに疲れて、 「転職はバクチ」 「バクチであるならば、バクチらしく決めよう。」 と考えました。 この会社は「内定」前に条件提示せずに「内定」となった後に条件提示が される事になっていましたが、最終面接前に希望年収の確認の話があり、 その際に私は、 「この希望年収はあくまでも私の勝手な希望ですので、もし内定と なった場合は、御社が適切と思われる金額を提示して下さい。」 と言う話をしていました。 (私が提示した希望年収は現在年収から約X00万円増でございました。) と言う事で自分自身でこんなバクチのルールを決めました。 1.希望年収ジャストだったら内定を辞退する。 私は仕事で「指値」をして見積を要求する場合に、 「ジャスト」の金額で提示されるのはどうも「誠意」を感じないため、 一番嫌なケースと思っております。 2.希望年収を10万円単位で上回っていたら内定を受ける。 これは「誠意」を感じるかな? と言う事で文句なし。 3.希望年収を10万円単位で下回っていたら回答を保留する。 この場合は、私の提示額に問題が無いか、再検討をする必要が ある。 我ながら勝手なルールです。 さて、昨日の日記の通り、この日の晩に「内定」の連絡が来て 同時に条件も提示してきました。 先方の提示金額は・・・ 「XY,020,000円」(金額のXYは1桁か2桁かはご想像にお任せします) でございました。 私の提示した金額は「XY,000,000円」でしたので 確かにぴったりでは無いのですが・・・ 「20,000円」 しか上乗せされていないんですよね。 先に決めたルールの中では、「辞退」に当てはまるのですが、やっぱり考えなおして この年収案とその他の条件を見ながら夜が明けるまで色々と考えました。 「この会社は仕事がちょいとキツイんだよね。」 「でも、確かにX00万アップするんだよね」 「でも今の会社の家賃補助は給与外で年90万くらいあるんだよね」 「この会社はちょっと年間休日が少ないんだよな。それと1日の所定時間も 0.5時間多い」 「通勤も1日1時間くらい長くなるよね。」 と言うことを考えて行くうちに、 「X00万アップは当然じゃないのか?」 「これらの条件を勘案すると全く増えた気がしないぞ?」 と言う気になり、さらに 「収入が増えても身体を壊したら何にもならないしね。」 と言う家人のこの駄目押しの言葉があり、 結局我が家の結論としては、 「内定辞退」 と言うことになりました。 翌朝一番に連絡を入れたので、きっとこの会社は 不採用通知を送る予定だった方を繰り上げたと事かと思いますが、 やっぱり「内定辞退」はあまり気持ちの良いことではございません・・・ 今では考えられないほどの売り手市場であった学生の時を ちょっと思い出してしまいました。いま考えると恥ずかしい話です。 ちなみに「内定辞退」はこの様に伝えました。 「考えた結果、総合的な労働条件を加味すると私が提示した希望年収が 適切ではなかったため、ご提示いただいた年収案に不満がある。 このため内定を辞退したい。」 もちろん先方は、 「年収案にご不満があると言う事であれば、これはあくまでも案ですので、 希望を言ってくだされば検討致しますが・・・」 と言うような事を仰られましたが、 「いえ、この年収案は御社が適切だと考えられた私の価値です。 これに対して根拠の無い上積みをされても私はその上積み分の期待に応えることが 出来ません。」 と言うような事を言って断ってしまいました。 我ながら格好つけ過ぎですね。 断っておいてこんな事を言うのもなんですが、 「この会社で働いてみたかったな」 と言う気は今でも少しあります。 結果的に「労働条件」で不満を感じただけで、 仕事内容についてはこの時点では凄く魅力に感じていたんですよね。 取締役との話も随分と盛り上がりましたしね。 でも、お金だけじゃないんですが、どうも最後の最後で背中を押される 感じがしませんでした。(何かに押されるような感じですね。) 勿体無いことをしたかもしれませんが、今回は自分の感覚を信じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ビジネスとか転職の話] カテゴリの最新記事
|