マラヤの猫

前から存在を知っておりましたが、
日経トレンディ誌でこの製品に関する記事を見ました。

どうせ子供だましの製品だろうと思っておりましたが、
上達感を味わえるように意図的に難しくしている様な
ところがあるらしく、

「へぇー」と思い、どんなもんだかとちょっと調べてみました。

>管タイプ選択機能 B♭管、C管、E♭管、F管への調性切り替え。その他フリーモード2タイプ切替
なかなか面白いですね。

>プレイモード 3種類
>　歌って演奏
これが一番簡単なモードの様ですね。

>　バルブを押さえて演奏
これはちょっとよくわかりませんが、歌わないでバルブだけで演奏
するのでしょう。

運指は普通のらっぱと同じ運指らしいですね。

>　歌いながらバルブを押さえて演奏）
これが一番難しいモードのようですね。

このモードは利用者の方（金管未経験者の方）のコメントから推察すると、
発音法が違うだけで奏法は一緒のようですね。

Ｂ♭－Ｆ－Ｂ♭－Ｄ－Ｆ・・・

恐らくこれらを声で発して、バルブで操作するのでしょう。

今ちょっと発声練習をしてみましたが、
私は声が高い方だと思っているのですが声ではハイＥ♭が限界です。

この楽器のＢ♭管モードではルパンは吹けませんね（笑）

>内蔵曲
>ビタースウィート・サンバ（オールナイトニッポン）、フライデーナイト・ファンタジー/金曜ロードショーテーマ、
>水曜日の夜（水曜ロードショー）、ロッキーのテーマ、スター・トレックのテーマ、
>レイダース/失われたアーク〈聖櫃〉、ハトと少年/天空の城ラピュタより
>枯葉、聖者の行進、夜空のトランペット、スパニッシュ・フリー、悲しき闘牛、ソウル・マン
>凱旋の合唱/歌劇「アイーダ」より、神の御子は今宵しも、プロムナード/組曲「展覧会の絵」より、
>交響曲第9番「新世界より」第4楽章

この様に標準の内蔵曲も色々とあるようですが、日経トレンディの記事によると

「笑点」、「必殺仕事人」はビジネスショーに展示した際にリズム感が難しく
誰も吹けなかったので搭載を諦めた。

と言うような事が書かれておりましたが、
ちょっとここが疑問なんですね。

この２曲は私のガキの頃の十八番だったんですよね。（もちろんプロの様には吹けませんがね）

譜面をなぞるだけならば特別に難しくも無いと思っておりますので、
この楽器の欠陥で演奏しづらいのでは無いかと少し疑っています。

気が向いたらシャレで買ってみようかと思いますが、
使い道がほとんど無いのが残念ですね。

普通のらっぱと同じ発音法だとサイレント楽器として練習に使えるかな？
と言う気もするのですが・・・

実際に吹かれた方がいらっしゃいましたらどんな感じだったか教えてください。