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カテゴリ:ビジネスとか転職の話
今日も脅威的な売上を誇る北海道新聞社についてもう少し考えてみました。
北海道新聞:売上高 752億円 発行部数 122万部 朝日新聞 :売上高 4,061億円 発行部数 828万部(北海道内でのシェア6.5%) 中日新聞 :売上高 1,648億円 発行部数 350万部(東京新聞等含む) まず、昨日よりも少し新しい数字を調べてみました。 それが上の数値となります。 (比較対象の一つとしてブロック紙の中日新聞も載せています。) 新聞は新聞社によって値段が違いますが、大体が3,000円/月 以上が相場かと思います。 ただ、それぞれの部数に3,000円を掛けて、更に1年分を求めるために12を 掛けてもそれぞれの売上だけには足りませんし、 販売店には3,000円では無くもっと安い値段で卸しています。 (私の知っているある東京の販売店では半値位だったと記憶しています。) となるとますます足りませんが、その足りない分の一部が広告収入なのでしょう。 他にも雑誌等の出版物の売上もあるのでは無いかと思います。 こうして見ても北海道新聞が素晴らしく効率が良く見えますね。 さて、ここからは私の勝手な推測ですが、 まず、北海道新聞は「販売店への卸値が高い」のでは無いかと思います。 ここが発行部数に対しての売上高が高い一因では無いかと思います。 そう推測する理由は、「販売店の維持コストが低い」と思われるためですね。 (中日新聞も同じ様な感じだと思いますね) たぶんこれは当たっているんでは無いかと思います。 次に朝日新聞はこの3社の中では一番広告収入が多いと思いますが、 効率が悪いのは「販売店への卸値が低い」のが原因かと思います。 第一に発行部数の多くを占める大都市圏の販売店への卸値は 恐らく低めに設定しているでしょう。 そうで無ければ販売店が経営できません。 第二に発行部数維持、発行部数増を図るために、大都市圏に限らず、 自社の新聞のみを販売する販売店(専売店)へは卸値を低く設定している 事と思います。 これは、販売店の粗利の中から新聞拡張員に購読者獲得の報酬を 払ったり、拡材と言われる洗剤等の諸々の代物の費用を捻出するためですね。 販売競争が売上効率を悪くしている一因と思います。 最後に中日新聞がイマイチ説明がつかないんですよね。 東海エリアでは圧倒的なシェアを誇るのに、なんでこんなに効率が 悪いんだろう? と思ってみています。 気が向いた時にでももう少し調べてみます。 蛇足ですが、北海道新聞はニューヨークタイムズやワシントンポストより 発行部数が多いそうです。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.15 13:29:47
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