マラヤの猫

予約していたブラスの祭典３が本日届きましたので早速
聴いてみました。

前回の定期演奏会で演奏された曲がほとんどですが、
以前の日記にも書きましたがやはり一押しは、１９７４年度の課題曲

「高度な技術への指標」

ですね。

私はこの曲を知ったのは１９８０年代でしたが、
初めて聴いた時から大好きになった曲です。

「煙に巻く様なタイトル」、
「曲名からは予想もつかない、ポップス、ジャズ系の要素が多く盛り込まれた楽曲の構成」
「初心者レベルではちょっと演奏出来ない難易度」

これだけではなんの事かさっぱりわからないでしょうが、
１９７７年度の課題曲である名曲「ディスコ・キッド」にも劣らない名課題曲だと思います。

是非一度聴いて見て下さい。

「ディスコ・キッド」と言えば、このＣＤに収録されている演奏も良いですが、
アマチュア団体のアンサンブル・リベルテ吹奏楽団の昔のライブ録音の音源も
お勧めです。機会があればこちらも聴いてみてはいかがでしょうか。

名課題曲と言えばこのＣＤに収録されている１９８７年度の課題曲「風紋」も
名課題曲ですね。

「砂丘の上に残る風紋」を見事に描写した作品でございますが、
管弦楽ではなく、吹奏楽でこれを表現したと言うのがより凄い事では
無いかと思っております。

今日はここまでにして残りの曲については明日書きますが、

このＣＤは１９７０年代、８０年代に吹奏楽をやっていたが、
リタイアしてしまった方達へ

「もう一度やろうぜ！」

と言う熱いメッセージが込められたＣＤではないかなと思っています。

今日は早く寝ようと思ったのに、気持ちが昂ぶって眠れません・・・

ブラスの祭典3／佐渡裕　＆　シエナ・ウインドオーケストラ