マラヤの猫

ここ数日諸々の用事でドタバタしていて、日記にいただいたコメントに
返信する時間もなかなかございません。
日記を書く時間を確保するので精一杯でございます。

一応毎日何か書く事にしていますので、今日も急いでやっつけで
先日発表されたａｕの新端末の「Ｗ３１ＣＡ」について書きます。

（3メガカメラ、PCドキュメントビューアー搭載の「W31CA」 の記事）
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/23956.html

これに搭載されている「PCドキュメントビューアー」と言うのは
「PDF、Excel、PowerPoint、Word」などのファイルが閲覧可能な
ビューアーの事です。

ＩＤ、パスワードを入力してサーバにアクセスするタイプの
ケータイ用のメールサービスでＥｘｃｅｌ等のファイルを閲覧出来る
サービスはだいぶ前からありますが、

今回の記事のビューアーはケータイ宛のメールに添付されている
Ｅｘｃｅｌファイルを「ケータイのメモリ上に保存」し、閲覧出来るのが
大変便利な点だと思います。（Ｄ社、Ｖ社の端末でも既にこの機能があるのかな？）

使い道としては、

・自分が担当しているお客様の住所録をケータイにメールで送って、
　保存しておきいつでもケータイ上で見れるようにしておく。

・帰宅間際に届いたややこしい案件に関するメールをケータイに転送して、
　電車内などでゆっくり見る。

・営業マンが出先で会社に電話をして、「あのデータ、すぐにケータイに送って」
　とアシスタントに頼む。

などなどの使い道があると思います。非常に便利ですね。

しかし！

今は「情報漏洩」に関する対策が企業にとって非常に重要な時代になっております。

その事はＫＤＤＩもカシオも当然知っているはずです。

それなのになんでこんな端末を出すんでしょうかね？

この機能を搭載するのが悪いとは言いませんが、
セキュリティ機能をもう少し強化した上で発売して欲しいですね。

さて、セキュリティと言えば個人情報保護法施行直前に
某携帯電話会社とこんな話をしました。

私　「ケータイの暗証番号はたったの４桁ですよね。」
　　「ロックしている状態の時に暗証番号を１０回位間違えたら自動的に使えなくして」
　　「ショップ以外でそのロックを解除出来ない様にする事は出来ないのですか？」

某社「出来ません。」

私　「へぇー。セキュリティ意識が低いね。」

某社「その代わりと言ってはなんですが」

私　「はい。それで？」

某社「遠隔操作でメモリを消去できるオプションがございます。」

私　「どうやって」

某社「Ｗｅｂ経由で携帯電話の管理者様が消去したい携帯電話を選んで消去できます。」

私　「その端末が圏外の場所にあったら？」

某社「その場合は消去できません。」

私　「それじゃ駄目だね。そんなオプションなら要りません。」

これはどこの会社の事かは言わないでおきますが、
法人向けに強固なセキュリティのケータイはないもんでしょうかね。

きちんとした物があれば一般向けより多少高くても買う企業は
あると思うんですがね。