マラヤの猫

ソフトバンクがソフトバンクＢＢと買収した日本テレコム等との重複事業の
整理に忙殺されている間に、ライブドアが大きく出てきましたね。

初期段階では全国各地を移動するモバイラーには大したメリットが
ございませんが、地道に人口カバー率を上げて行く事を期待したいですね。

まあ、個人的には人口カバー率９割くらいまで行けば会社で採用しようかな？
と言うところです。

ただね～　東電はスピードネットで前科がありますので、
このサービス自体がコケそうな気がしないでもないです・・・

今のところ最速の移動体通信サービスを提供している
KDDIも「CDMA2000 1xEV-DO」を拡張した「CDMA2000 1xEV-DO Rev.A」
で下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsへの高速化を狙っている
みたいですし、ドコモも噂の超高速データ通信サービスを
そのうちに投入するでしょうね。

他の新規事業者の動きもあるようですが、モバイルデータ通信では
常識的に考えて向こう２年はまだKDDIとドコモが優位でしょうね。


でも、実は仕事で数年前にモバイルデータ通信の市場予測をしたのですが、
その時に予測した2005年度の状況は、

ドコモ：上り下り　数Mbpsのデータ通信サービスを全国に展開
ＩＤＯ、セルラー系：数百kbpsのデータ通信サービスを全国に展開

こんな感じで予測し、

「ＩＤＯ、セルラー系はモバイルデータ通信市場で劣勢となるであろう」

と結論付けていたのですが、ところがところが、
ドコモがモタモタしていたせいで、今だにKDDIが最速の
モバイルデータ通信サービスの提供会社なんですよね。

わずか数年先でも読めないものです。