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テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画・ドラマ
※この日記は2005-07-02 03:23:03に書いた日記です。これ以降は
トラックバックの追加のみをしています。 今日は1000円で映画が観れる日ですので、 会社帰りにいつものシネコンで宇宙戦争を観てきました。 今日は思いっきりネタバレの感想を書きます。 まず最初に申し上げますが、原作にケチをつけるつもりは 一切ありません。 なんせ原作は1930代ですから、ケチをつけるどころか、 むしろ敬意を払いたいと思います。 さて、個人的な意見としてこの映画は本年度の 「ラジー賞有力作品」 ではないかなと言う気がしますね。 まあ、大枚を叩いて何をしているのと言う感じがしました。 ではそろそろネタバレの感想を書きます。 ・トムくんは随分運が良いですね。 あの地割れに遭遇して、キッチリ逃げ切るわ、 飛行機が落ちた後になぜかトムくんの盗んだ車は無事だわ、 トライポッドから落ちても無事だわで、とてつもない強運です。 さすが主人公(笑) これは大目に見ましょう。 ・私は専門家じゃございませんのでよくわかりませんが、 「コイルがやられた?」「コイルを交換すれば良い?」 と言う話のところで、 「交換用のコイルは無事なんだ・・・」 と疑問に感じました。 あと、映画の中ではへなちょこの米軍が完璧な電磁波防御措置(おそらくは) で自軍兵器をきっちり守っていたのが驚きでございました。 ・大阪人恐るべし(笑) 大阪人は宇宙人に対しても強かったのか・・・ ボケとツッコミでトライポッドを倒したのか? それとも六甲おろしを歌いながら道頓堀にトライポッドを落したのか? 是非そのシーンを見たかった(笑) 他に日本がらみではミズノのグローブとテレビ朝日が印象的でしたね。 ・トライポッドの外部センサーと、宇宙人自身の音響探知能力が低過ぎる・・・ 改善の余地あり(笑) でも地下室のシーンは少々長過ぎましたが、なかなか面白かったです。 ・排除と、捕獲の基準がよくわからんですね。 ・あの~映画の製作者の方々。アポロで月に行った方達が地球に帰還後にしばらく 隔離されていたのをご存じですか? 未知の病原体を月から持ち帰っているかもしれないので、隔離していたんですよね。 あんな高度な技術を持った異星人がその程度の備えもしていなかったのでしょうか? ここはうまーく現代的な説明をして欲しかったですね。 ・100万年前・・・ と言うのは「デマ」と言う設定かもしれませんが、 仮に有史以前にトライポッドを飛来させていたのであれば・・・ その頃に侵略した方が楽だったような気が・・・ ・ボストンが無事なのが納得いかないんですよね~。おまけにロビーが 無事なのも納得いかないんですよね ・とにかく最後の10分くらいがでたらめな作りに感じました。 最近観た戦国自衛隊1549のラスト10分と似た様な印象を受けました。 起承転結の「け」が抜けたような出来の悪い論文、企画書の様な 感じでしたね。 ネタバレの感想はここまでにしますが、この映画は・・・ ・英雄でもなんでもない一民間人である主人公になった気持ちで、スリリングな ストーリーを味わう。 と言う映画でしょうね。 人類がどのように異星人と戦うかを広い視点で観たい! と言う方には向いていない映画ですね。 ・この映画の最大の特徴は・・・・ 登場人物の名前を覚える必要がありません。 と言うか出演シーンの多い登場人物はほんの僅かです。 主人公のファミリー+1名以外はほとんどエキストラみたいなもんです。 まあ、こんなところでしょう。 個人的な採点としては30/100点と言うところでしょうかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.04 08:44:52
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