石原慎太郎氏がフランス語を馬鹿にしたとかで
この数ヶ月非難をされているようですが、
石原慎太郎氏は言い方に相当問題がある方ですが、
どこかの○流役者のお父上と比べると余程すっきりした
物の言い方をする方で個人的には結構好きな政治家です。
さて、そんな事はどうでも良いのですが、
下のサイトは結構良いですね。
世界の言語の数体系
世界の言語を「数の数え方」が複雑と思われる順番で掲載し、
更にどう言う数え方をするのかも掲載しているサイトです。
ちょっとだけ順位を紹介すると、
1位-グワンダラ語ニンビア方言(ナイジェリア)
4位-アイヌ語
16位-フランス語
25位-ドイツ語
30位-スイス・フランス語
45位-古代日本語
60位-日本語
63位-トンガ語
と、言う感じになっておりました。
1位のグワンダラ語ニンビア方言は、基本は12進数なんですよね。
と、言う事で12までは普通に数えるのですが、12以降が・・
13=12と1
14=12と2
23=12と11
35=12*2と11
143=12*11と11
と言う感じになるそうですが、
12*12である「144」は「144」と言う単語があるそうです。
「ウォー凄い パチパチ!」
と思ってしまうのですが、
144は「wo(ウォ)」と言うそうです。
4位のアイヌ語もなかなか面白い考え方をします。
7までは普通に数えるのですが、
8は「あと2個で10個」
38は「あと2個で10個とあと10個で2*20個」
とか言う数え方をするそうです。
問題のフランス語は、
16までが普通で、17は10+7、10+8と割と普通なのですが、
70を超えるとなかなか凄い事になります。
69=60+9
70=60+10
76=60+16
77=60+10+7
80=4*20
81=4*20+1
96=4*20+16
97=4*20+10+7
きっと石原氏は馬鹿にしているんじゃなくて
「あんたら頭良すぎ!」
と言いたかったのではないでしょうかね。
日本人じゃ厳しいですね・・・
さて、日本語よりも簡単とされている63位のトンガ語ですが、
人工言語の「エスペラント」(全く普及していませんが)よりも
簡単とされているのが凄いところです。
トンガ語の数の数え方を日本語で表現してみます。
0から9は普通に「れい」から「きゅう」と読みます。
10は「じゅう」または「いち、れい」と読みます。
11は「いち、いち」と読みます。
21も「に、いち」と読みます。
100は「ひゃく」または「いち、れい、れい」と読みます。
このように確かに凄くシンプルな数の数え方をします。
日本語もトンガ語ほどではないですけど、シンプルな数の数え方
(言い方)をしますが、数の数え方はシンプルでも、他の言葉の使い方は複雑ですね。
特に政治家、官僚語と言うのはよくわかりません。
どなたか言語別の政治家、官僚語の複雑語ランキングを作って
くださらないですかね(笑)