マラヤの猫

今日は母校の活躍が嬉しくて連続で吹奏楽ネタの日記を
投稿しています。

「支部大会棄権？！」と言っても現在の話ではなく昔の話ですが、
ウチの家人の学校で実際にあった話です。

ウチの家人の学校の吹奏楽団（部ではない）は
支部大会の常連ってほどでも無いですが、
その下の地区大会では金賞以外は数十年間取ったことが無い学校です。

必ず賞が貰える地区の金賞ですので、それ以外の地区の金賞とは
だいぶ格は違いますが・・・

それはさておき、この学校はときどき支部大会に出場できる
学校ではあるのですが、昭和の時代のある年に悲劇が起きました・・・

このある年までの数年間はこの地区に２校ほど突出したレベルの
学校があり、この頃にこの学校（家人の母校）がコンクール出場に
あたり掲げていた目標は、

「地区大会での金賞受賞」

が目標だったんですよね。

はっきり言って支部大会には

「出れる訳が無い」

と思っていたんですよね。

ところがところが・・・

なんでかわからんのですが、

「支部代表」

になってしまいました。

さて、ここ悲劇が起こりました。

支部大会の日は丁度・・・

「２年生の修学旅行だかなんだかの日に重なっていたんです！」

この時の部員構成は

３年生　１０数名
２年生　３０名弱
１年生　３０名強（半分初心者・・・）

と言う様な感じでまあ、形だけは５０名で編成を組めるのですが、
それで出場するとすると、

複数のパートが「３年生　１名＋１年生」の様なかなり
無茶な編成になり、更にこの時の自由曲は随分と高い難易度で
あったため、

「演奏不可能！」

と言う結論となり、

「支部大会を棄権」

してしまいました。

久しぶりに掴んだ支部代表の座だったのに勿体無いことです。

その地区では、

「顧問は切腹物だな！」

と言われていたようです。

ちなみに、その顧問の先生は切腹はしませんでしたが、翌年に別の学校に
転勤されて行ったそうです。

まあ、ただの偶然でしょうがね。

でも・・・


「支部大会に行けない」

と思い込んでいたら別の事情で行けなくなったとは・・・

これは神に逆の願いをしてしまったのでしょうかね？？？