7月30日(土)東京新聞最終面の「奥多摩不思議バスツアー」と
言う記事がありました。
どう言う記事かと言うと、奥多摩の地区を走る「西東京バス」の
路線に不思議なバス停の名前が多いと言う記事でした。
とりあえずは、掲載されていたバス停の名前を紹介します。
「将門」 「鳩の巣」「不老」 「女の湯」
「雲風呂」「雨降り」「下り」 「お祭り」
「金風呂」
と言うのが紹介されている不思議な名前のバス停でした。
そのバス停の由来が幾つか紹介されていますのでそれも
書いてみます。
・「将門」の由来?
近くに「将門神社」がある。
・「お祭り」の由来1?
平将門が「ここまで逃げてくれば追っ手もないだろう」と三日三晩に
渡ってお祭り騒ぎをした場所。
・「お祭り」の由来2?
地元の農民が崇拝する神様がいて、昔は年1回お祭りがあった。
・「鳩の巣」の由来?
西東京バスの前身の開発会社「奥多摩振興」が命名。
この付近にハイカーの休憩施設などを建設し、
「鳩の巣」と名づけて宣伝した。
・「不老」の由来?
「不老」とは「風呂」から出た語で、湧き水があって、
冬季に湯気の立つところの地名。
・「下り」の由来?
山の高所の「峯」と言う集落と、山中深くの「奥」と言う集落から、
下ったところの地名。
・「女の湯」の由来1?
娘が武士に恋をしたが、武士は戦場に去った。
悲しみのあまり娘が川へ身を投げると、そこから
お湯がわき出した。
なんか伝説っぽいですね。
・「女の湯」の由来2?
もともとは目に効く温泉が出て目の湯と名づけられ、
そのうちに女の湯となったのでは?
ロマンが無い話だ・・・(笑)
まあ、地名と言うのは面白いですね。
地名ついでに最後にもう一つ、私の知っている街に
「冨士町」と言う地名があるのですが、
この地には○○冨士も本家の冨士山もありません。
なんでそれなのに「冨士町」なのかと言うと、むかしそこに、
「冨士製鐵(現新日本製鐵)の社宅があったから」
と言うのが地名の由来だったそうです。
ああ、ロマンが無い話です(笑)