だいぶ日が経ってしまいましたが、10月14日に横浜みなとみらいホールで
観てきたシエナ・ウィンド・オーケストラ特別演奏会についての日記を
書きます。
今回の演奏会も中高生のお客が多かったですね。
若いファンが多いというのも良い事ですが、佐渡+シエナ以外の時は
大人のお客が少ないと言うのはシエナの弱点ですかね。
これは私が考えることではございませんので、早速演奏会の
感想を書きます。
(第1部)
・サモン・ザ・ヒーロー(J.ウィリアムズ)
私は昔からこの曲に対して
「アンタ やっつけ仕事でこの曲を作っただろ?」
と言うイメージを持っていてあまりこの曲は好きになれないで
いるのですが、やっぱり今回も好きになれませんでした。
どうしてもロス五輪のアノ曲と比べてしまうんですよね・・・
演奏も星一つと言う感じでしたね。
・オクトーバー(ウィテカー)
これは単調な演奏でしたね。
曲のせいでは無いと思いますが、つまらなかったですね。
それでも1曲目よりはデキは良かったかもしれません。
・吹奏楽のための「神話」(大栗裕)
この曲は大好きなので楽しんで聴いておりました。
デキもまあまあだったんではないでしょうか。
星三つくらいですかね。
下野氏の指揮が格好良かったですね。
(第2部)
・マカレナ(モンテルド)
ここからエリック・ミヤシロ氏登場で、
この曲ではエリック氏のスーパープレイを
堪能いたしました。
・シェルブールの雨傘(ルグラン)
この曲ではフリューゲル、コルネット、メデューサ等に
持ち替えながらエリック氏は演奏されていました。
メデューサと言うのはベルが3つ付いているらっぱで、
バルブで音を出すベルを選べると言う変ならっぱです。
ミュートの着脱が不要で、瞬時にノンミュート、ミュートを
切り替えれると言うのが非常に魅力的ならっぱです。
一度使ってみたいです。(スゴク重そうですが・・・)
・スペイン(C.コリア)
この曲の事は忘れちゃいました・・・
(第3部)
・シンフォニエッタ(ヤナーチェク)
以前の日記でも書きましたが、この曲のバンダとして外囿氏が出演され、
私の至近距離で演奏されていました。
他にもバンダでバストランペットがあったのも嬉しかったですね。
私はこのバストランペットが大好きでして昔は遊びでよく吹いたもんです。
吹奏楽でもこの楽器を積極的に取り入れて欲しいもんです。
話がちょっと横道に逸れましたが、バンダと言えば、らっぱのH間氏も
今回の演奏会ではなぜかこのバンダのみの出演でした。
劇団四季の異国の丘公演で忙しいのでしょうかね・・・
また逸れてしまいましたが、この曲は大迫力で凄かったです。
迫力だけでなく流石にメインの曲だけあって演奏のデキも、下野氏の
指揮ぶりも良かったと思います。
星4つくらいですかね。
第1楽章と終楽章はバンダがガンガン吹いているので、耳に残るのは
外囿氏の音ばかりになってしまったのが難点ではございましたが(笑)
(アンコール)
・主よ人の望みよ喜びよ(A.リード編曲)
アンコールの前に下野氏がリード氏ご逝去の話をされて、
「リード氏縁の曲を演奏する」
と言ったので、「アレルヤ・ラウダムステ」辺りをやるのかな?
と思っていたら残念なことに、「リード作曲」ではなく「リード編曲」
のこの曲でございました。
この曲も嫌いではないのですが、シエナはこの曲を頻繁に演奏するので
ちょっと飽きてしまっています・・・
・スタートレック
エリック氏が再び登場されて氏の十八番のこの曲でスーパープレイを
披露されていましたが、私は帰り支度をしてホールのモニターで
この曲を観ていました。
・星条旗よ永遠なれ
いつもの事ですが、この曲が演奏されるころには私はランドマークタワーと
桜木町の間の動く歩道に乗っていました。
一度くらいはステージ乗っても良いかなとは思っているのですが、
桜木町から家までは遠いのでわざわざ楽器を持って行く気になれません・・・
指揮棒を持って行くのもアリでしょうが大人が持っていったら笑われますね(笑)
今回の演奏会はこんな感じでした。
途中で「あれ~???」と思うところもありましたが、
値段なりには楽しませていただきました。
下野氏も良い指揮でした。決してビジュアル的には格好良い方ではないのですが、
格好良い指揮でしたね。
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実は第2部終了時にエリック氏がアンコールでアレを演奏しないかな?
と期待しておりました。
そのアレとは「威吹鬼」のテーマですね。
吹く訳ないだろうと思いつつも「アノ」イカれたハイトーンを聴いてみたいなと
思っていました。