これは映画じゃないんですけど、映画みたいなもんですので
ここのテーマに投稿します。
前からこの日記のタイトルのDVD「CATS SPECIAL EDITION」を
買おうかどうか悩んでいたのですが、日記リンクさせていただいている方の
レビューに背中を押されて今日某所で買ってしまいました。
まだ前半20分位と他数曲分しか観ていませんが、忘れないうちに
ここまでの感想を劇団四季のCATSと比較しながら書いておきます。
1.演出が泥臭い??
泥臭いと言うのは適切じゃないと思いますが、
劇団四季版と比べると猫達の演技が
「人間クサいんですよね。」
四季版はどこかメルヘンティックで洗練されて現実離れ
しているんですが、このDVDの演出の泥臭さが
なんか良いですね。
2.四季版と比べて動きが激しい
四季版のCATSはあまり艶かしい演技は無いんですが、
このDVDは艶かしい演技や激しいと言うか四季版よりも動きが
強調された振り付けの様に見えますね。
四季版よりも前衛的な作品に見えますね。
四季の方はお子ちゃまも観るからソフトにしているんですかね。
四季版はあれはあれで良いんですけどね。
※ラム・タム・タガーの演技からレイザーラモンHGも少しは
学んだ方が良いかもしれない。(何を学ぶん??)
3.曲に歌詞がよくハマッています。
当たり前ですが、CATSの楽曲は英語で歌うために作られている
だけあって、曲に歌詞がよくハマッていますね。
やっぱり四季の様に翻訳して歌うのには限界がありますね・・・
4.ジェリクル(jellicle)の発音が違いますね。
四季版のCATSでは「ジェリクル」と言う言葉がはっきり聴こえ
なかったのですが、このDVDでは
「ハッキリ聴き取れますね。」
それなりのテンポの曲で「ジェリクル」と言う単語を1拍に
入れて歌うのは日本人には難しいと言う事がよくわかりました。
5.アンサンブルについて
歌の方の話ですが、アンサンブルは四季の方が良いですね。
このDVDのアンサンブルにはあまり魅力を感じなかったですね。
わざと揃えていないようにも見えますけどね、
6.スキンブルシャンクス
私が一番好きなのは鉄道猫のスキンブルシャンクスですが、
四季版と全くイメージが違うのでビックリしました。
四季版ではスキンブルシャンクスと言えば
「格好良くてスマートな動きをする猫」
と思っているのですが、このDVDのスキンブルシャンクスは
違いますね。
「コミカル」
「オッサンくさい」
「労働者っぽい」
この様に四季版とはだいぶ違ったスキンブルシャンクスですね。
いま6回くらいこのシーンを繰り返して観ていますが、
このスキンブルシャンクスも味があって私的にはOKですね。
ただ、あの機関車はいかんですね~
四季版の機関車の方が断然格好良いし、はっきり機関車とわかりますからね。
それとちょっとだけ中国語に心得があるので簡体字中国語字幕でも
観ていたのですが、その字幕でスキンブルシャンクスの表記を見ると
「斯吉波商克」(ちょっと字が違うかも)
こんな風に書くんですね。
まだ全部見ていませんので今日はこの辺にしておきますが、
このDVDはかなりお勧めですね。