今日は「サウンド・オブ・サンダー 」を観てきました。
観た感じとしてはこの種の映画としては比較的低製作費で
ローリスクローリターンを狙ったと言う感じの作品でした。
(100億円も使ったらしいですが、そこまでお金をかけたように見えない・・・)
色々と辻褄が合わない所があるのが残念でしたが、
それでも昨年の超大作かつ駄作であった宇宙戦争に比べると
面白い映画でした。
それでは極力ネタバレなしで感想書きます。
(物足りなかった点)
・出演者が少ない。
出演者が妙に少なく、エキストラを使った群集が逃げ惑うシーン
が皆無でした。
悪戯にパニックシーンを強調する必要はないかもしれませんが、
ちょっと寂しかったですね。
・辻褄がイマイチ合わない
○○の○○が起きるから、○○を殺しても良いが、その近くにいた○は
殺してはいけない。と言う理屈がよくわからなかった。
・ハードディスクは水気厳禁です。
水に濡れなかったかちょっと心配です・・・
それと50年前の原作ではここはどういう設定だったのか
気になりますね。
・ライヤー博士はどこに行ったのか??
どこに行っちゃったんでしょうかね??
(良かった点)
・タイム・ウェイブ(進化の波)
原作を観ていないのでよくわかりませんが、この映画のタイトルの
「サウンド・オブ・サンダー」とは、
タイム・ウェイブを愚かなる人間が犯した過ちに対して神が下された
「いかずちの音」であるとしているのか、あるいは間もなくやってくる
タイム・ウェイブを「いかずちの音」と表しているのかと思いましたが、
なかなかそれがよく表現されていたように思えます。
・ハットン社長の詐欺氏っぽさが良い
ベン・キングズレー演ずるハットン社長の客を騙す様が良かったです。
・なぜギリギリまで撃たないのか?
冒頭のあるシーンでなぜギリギリまで撃たなかったのか、その理由が
後でわかるような構成はちょっと面白かったですね。
あまり書くとネタバレになりますので感想はここまでにしておきますが、
なかなか面白かったです。
強くお勧めと言うほどではありませんが、暇があれば観ても良いんじゃないかなと
言う感じの映画ですね。
【GBA】サウンドオブサンダー
へぇーー!! 海外ではゲーム化されていたんですね。
※この日記の本文の最終更新日時は「2006-03-26 02:52:10」です。