最近忙しくて日記を書く時間が出来ませんでしたが、
今後2週間はイベントだらけなので今日は久しぶりに
日記を書きます。
今日書く日記は先々週の土曜日の7月16日に観た
「日本沈没」
の感想です。
遥か昔の小学生時代にビデオかテレビで初代の映画
「日本沈没」と図書館で小松左京氏の原作を読みましたが、
あれは「すげー作品」でしたね。
最後に観たのが20年以上前なので、きちんと内容を
覚えていないのですが、心が震える作品だったと記憶しています。
小松左京氏の他の作品では「復活の日」も映画、原作ともに
素晴らしく良かったですね。
「復活の日」の話はまた別の機会にして、「日本沈没」の話に
戻しますが、映画(新)「日本沈没」を観て思ったのは、
「うーん・・・ こんな話だっけ????」
「なんか前作とまるで話が違うような気がするが???」
と思っちゃいましたね。
まあ、リメイクですから前作と話が違っても別に良いんですよ。
同じ物を作ってもしょうがないですからね。
でもね~ 現代の技術に頼りすぎて、映像はまあまあでしたが、
物語としては随分と味気無かったですね。
では、ちょっと悪口を書きます。
・観客をバカにしているかのような安っぽいドラマレベルのバレバレな展開。
例えば、幼稚園児か小学生が出てきたあの見学シーンを見ただけで、
「アレを使うんだな」とバレバレ。(性能不足もバレバレ)
・自衛隊の宣伝をし過ぎ。
私は自衛隊贔屓ですが、あれほどアホみたいにやると引いてしまいます・・・
この映画の場合、普通の観客にとっては、あの艦がおおすみ級輸送艦であろうが、
あのホバークラフトがLCACであることなんてどうでも良いと思うんですがね。
・この映画はラブロマンスなのか???
物語が同時進行しているのはわかりますが、二人の絡みのシーンが突然に
出てきて展開がメチャクチャになっていたような気もします・・・
これには呆れましたね・・・
日本の破滅を描く映画なのに、そんなミクロな話に時間を割いて良いのか
疑問に感じましたね。
言いたい事は山ほどありますが、まあこんな感じですかね。
後はちょっとだけ俳優さんたちについての感想を書きます。
・石坂浩二
早い・・・ 早すぎる・・・・
もったいない・・・
・國村 隼
わぁーヒドイ役に当たったね・・・ と思いましたが、
確かにこんな政治家は多いでしょうな。
・大地真央
うーん。さすが「お市」さま。
未曾有の国難においても、立派に義務を果たされましたな。
個人的には「お市」さまを主役にしたストーリーの方が良かったですね・・・
・柄本明
この方を使ったのは失敗ですね。
繋ぎのシーンで知名度の高い俳優を使うと次のシーンが際立たないと思うんですがね・・・
・富野由悠季、庵野秀明
あんたらは一時代を築いたクリエイターなんだから、
こんな映画に関わってはいかんよ・・・
この辺りで感想はやめておきますが、個人的にはダメな映画だなと
思いましたね。
口直しにお盆休み原作と初代の「日本沈没」を観る事にします。