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※ここからは広告を含みます。 WEBでニュースをチェックしていたら、こんなニュースが流れていた。 (資料源 防衛省ホームページ 著者によるサイズ修正画像) 『陸上自衛隊の40代の3等陸佐が仙台市内の商業施設で複数の人を盗撮したとして停職12か月の懲戒処分を受けました。 懲戒処分を受けたのは、 陸上自衛隊仙台駐屯地にある会計監査隊東北方面分遣隊に所属している 竹平訓章3等陸佐(42)です。 仙台駐屯地によりますと、 3等陸佐は去年10月23日と11月2日に仙台市内の商業施設で複数の人をスマートフォンで盗撮したということです。 去年11月、商業施設で買い物をしていた女子高校生のスカートの中をスマートフォンで盗撮したとして迷惑行為防止条例違反の疑いで警察に逮捕されたことを受けて、陸上自衛隊の内部で調査が行われたきたということです。 その結果、3等陸佐を9月30日付けで停職12か月の懲戒処分としました。 会計監査隊東北方面分遣隊の黒瀧隆志隊長は「このような事案を起こし誠に申し訳なく思っております。今後、隊員への指導をさらに徹底し、再発防止と信頼回復に努めていきます」とコメントしています。』 (情報源 NHK宮城 NEWS WEB 09月30日 12時07分)この様な、現職自衛官が盗撮を行って迷惑行為防止条例違反で警察に逮捕されるという服務事故は、実は珍しくない。 毎年、必ずニュースや報道機関に流れている 逆に言えば『盗撮』を行って警察に逮捕され、自衛隊内の懲戒処分を受けたというニュースが無かった年はない。 それだけ、日々の自衛官の恒常業務は、本人が自覚しているよりもストレスフルで精神が擦り減らされる環境であり、 『盗撮』という性癖に走りストレス解消のはけ口にしている隊員が常にいる、ということを意味している。 だからと言って、 「自衛隊さんが盗撮して憂さ晴らししても仕方ないよねぇ~」 「大目に見てやろっかぁ~」 とは、決してならない 私が現職自衛官だった頃、この様な服務事故を「破廉恥事案」と呼んでいて、 当然のことながら、各中隊レベルで行うことになっている『服務教育』や『服務に関する機会教育』において、破廉恥事案防止の教育を行っているハズなのだ。 例えば、 ・破廉恥な性癖に走るとどうなるのか(迷惑行為防止条例違反で警察に逮捕) ・どんな処分が待っているのか(部内での懲戒処分と、その区分) ・破廉恥な性癖に走る以外のストレス解消手段を推奨すること(スポーツ、レジャーなどの性癖以外の健全なストレス解消手段) などなど 数年前の『盗撮』で懲戒処分を喰らったニュースの中には、 なんと2等陸佐という大隊長クラスで大勢の部下隊員を率いて指導する立場の者が、温泉施設の女湯を盗撮して警察に逮捕された、なぁ~んて言う情けないものもあった。 では、今回のブログ記事で「この珍しくもないニュース」を取り上げた理由は、 このニュースに関して一部の報道機関では、下記のような記述があるニュースがある 『男性自衛官から、これまで依願退職などの申し出はなく、継続勤務を希望しているということです。』 (9月30日には確認できていたが現在、この件を報道していた報道機関は当該ニュースを削除しており、確認できない。) これまで不祥事を起こして懲戒処分を受けた自衛官に関するブログ記事を書いてきたのだが、 通常、不祥事を起こした当該隊員は、懲戒免職または依願退職の形をとり自衛隊の世界から去る🐵ことになる もし、この『依願退職などの申し出はなく、継続勤務を希望している』ということが事実ならば、 竹平訓章という3等陸佐は、まだ陸上自衛隊にしがみつくと言っているワケだ。 「3等陸佐」という階級は、普通科部隊や戦車部隊、野戦特科部隊においては中隊長や、連隊、大隊本部の科長クラスで人の上に立つ立場の隊員である。 一方、竹平訓章3佐の視点から見れば、自衛隊にしがみつける正当な言い訳がある ・処分内容は『停職12か月』であり、懲戒免職ではない。退職させられるワケではない。 ・依願退職をして再就職をするとなれば、性犯罪歴を持ったことになった竹平3佐にとっては再就職が極めて困難になる。2024年6月、日本版DBSを導入するための法律が成立し、一定の事業者に対して、子どもに接する仕事に就く人の性犯罪歴を確認することが義務となったことからも、再就職する際に性犯罪歴を調査される可能性がある。 ・12か月の停職が明ければ、職場に戻れる。元の部隊ではない他の部隊に転属される形になるであろうし、3等陸佐以上の階級へ昇任は無いが、定年退職する年齢まで毎月の給料、ボーナスの支給を受けれる。 ・定年退職する頃、『停職処分』を喰らっているので、処分を喰らったことのない健全な(幹部候補生課程や、FOCあるいはCGSを修了していたらその同期)同期の隊員に比べたら退職金の額は少ないが、もらえないよりはマシ ・3等陸佐の階級で中隊長クラスだが、会計科部隊では小規模・少人数の部隊が多いので、定年退職するまで「目立たずにヤレと言われたことだけを坦々とやる仕事姿勢」を貫くだけをすればよい。 ・停職は12か月、つまり1年間であり、停職が明けて復職する頃は1年後であって、自分から「盗撮で停職を1年も喰らいましたっ」と大騒ぎしない限り、『喉元過ぎれば熱さを忘れる』効果で周囲の隊員の記憶は薄らいでいる などなど… ザックリ考えてみても、竹平3佐には『勝ち目』がある しかし、竹平3佐にとって、美味しい汁をすすれる事ばかりではないと私は思う。 ・実名が公表され、これだけ全国放送されてしまった懲戒処分のニュースとなったので、上級部隊からの人事上、服務上の指導、監視が実施されることになる。 1年後の停職明けの頃には、仙台駐屯地には居られないであろう。仙台駐屯地以外で他の方面隊などの遠く離れた駐屯地にある部隊に転属させられることになる。 そして、停職明けの勤務では、公私ともに「服務指導」という名の『二度と性癖によるストレス解消手段をもって逮捕されない様に厳しく指導、監視』をされることになる。 ・会計科部隊には、女性隊員(場所によっては、女性防衛事務官)の占める割合が、他の職種部隊に比べて非常に多い。竹平3佐の部下には例え既婚者であっても女性自衛官はつかないように考慮されるであろう。 なぜならば、竹平3佐がやらかした性犯罪は『女性の敵』であるからだ。女性自衛官が使っている机や更衣室に、竹平3佐がまた盗撮カメラが設置しているのではないかと常にビビッて勤務しなければならない。 性癖は麻薬と同じである。一度、その快楽に夢中になったら、「もう二度とやらない」とは約束できずに繰り返すものだからだ ・竹平3佐が所属する隊員への服務態度の変化には、その部隊長は、注意深く観察して、少しでも士気が下がる様な変化が部隊内に見られる場合には、気を失せず対処しなければならない。 ベテランの陸曹クラスでもなると「何であんな性犯罪者が俺よりも上の階級で、あの性犯罪者と同じ部隊で仕事していかなきゃならんのだ」と仕事に対するやる気を一気に失うものだからだ。 士気の下がった部隊を放置しておくと、それまで服務事故がなかった部隊が服務事故を起こすようになる。『部隊は生き物』であって、負の連鎖が始まってしまうものなのだ。 服務事故が頻繁に起こる様になると「あの竹平3佐が部隊に来てから事故ばかり」と噂が広まり始める。そして、さらに士気が下がる… を繰り返す さぁ~、この『竹平3佐のような空気の読めてなさ』は、あの人に似ていないだろうか 本日の午前中、こんなニュースが流れた (資料源 取材に応じる斎藤元彦氏〈2024年10月7日午後 神戸市中央区・兵庫県庁〉(ラジオ関西)筆者によりサイズ・色彩修正) 『パワーハラスメントなどの疑惑を告発した文書問題で兵庫県知事を失職し、出直し選挙への出馬を表明している斎藤元彦氏(46)が7日、兵庫県庁で報道陣の取材に応じた。 斎藤氏は、 「失敗から学ぶことが多い。失敗したからこそ新たにチャレンジができる。(知事としての)即戦力としては一番適任だと考えている」 と再選に向けて抱負を語った。 斎藤氏は9月19日、県議会で全会一致の不信任決議可決を受け、30日に自動失職した。 一連の文書問題の背景には、県幹部や職員、県議会議員らとの「コミュニケーション不足」が指摘された。 このことについて斎藤氏は、 「もともと一匹狼的なところがあり、徒党を組むタイプではなかった。人見知りをするタイプではないが、ドライな部分があった。しかし、政治家はある意味ウエットな要素も必要だと感じた」 と語った。 そのうえで 「仕事は自分1人ではできない。兵庫丸という、大きな船でやっていかなければならない。自ら職員に歩み寄って、自分にとって耳の痛いことこそ、(忠告として)聞くことが大切」 と述べた。 一方で、 「何かが起きた時に、責任を取る手段として“辞める”ことで話を収める、ということが、果たして良いのだろうか」 という従来の考えを主張した。 初当選した前回(2021年7月)知事選では、自民党の一部と日本維新の会が推薦していた。今回は無所属での出馬となる。 斎藤氏は「前回はみこしに乗せていただいたが、今回は1人で戦い抜く」と決意を新たにした。』 (資料源 Yahoo!ニュース 10/8(火) 8:45配信)アホもここまで来れば、💊つける薬の無いアホ人格者だ。 上記のニュースの太赤字部分が、 「なんでこんなに分からないでいられるのか」 と私が呆れた部分だ。 まず、 「即戦力としては一番適任だ」と考えているそうだ これは以前のブログ記事で、私が斎藤元彦氏はこんなことを言いだすんじゃないかという内容を書いた時に予想していた。 予想通りだった。 そもそも、県議会議員一人も残さず「あんたは知事に不適格者だ」と、歴史上初のダメレッテルを押されたということを、分かってない 次に、 「ドライな部分があった。ウェットな要素も必要だと感じた」 何を言っているのだろうか 「ドライな部分」があったのではなくて、県庁職員に対して怒鳴りつけていた、の間違いではないのか 「ウェットな要素」も必要だと感じた、とは失職してからなのか 自分以外の県庁職員は全員、部下であり、自分の手下で小間使いとしか本能的で動物的な思考しかなかった資質・人格の斎藤元彦氏が、人間関係を親密にウェットな要素のある人付き合いが、再び県庁に知事として戻って、まだ県庁にいる職員たちとできるとでも本気で思っているのだろうか そして、これに気付くのが遅すぎじゃないのか さらに、 「自ら職員に歩み寄って~、聞くことが大切」 これは、「自ら歩み寄った」のは、県庁職員ではなくて、自分が欲しい品物、食品をくれる県内業者におねだりをしに歩み寄っただけではないのか 職員には歩み寄るという行動ができない資質・人格であるから、職員に話を「聞くこと」が出来ない。 だから、自分が気に入らない状況を目にすると職員を怒鳴りつけた。 💊つける薬がない人格だから、また何度も何度も繰り返す。 最後に、 「何かが起きた時に、責任を取る手段として“辞める”ことで話を収める、ということが、果たして良いのだろうか」 と斎藤元彦氏は言っているが、 そもそも「責任を取った結果、知事を辞めた」のではなくて、 県議会議員一人残さず全員から「あなたは兵庫県知事に不適格だ」と失職させられたのであって、 全くの勘違いをしている。 以前のブログ記事にも書いたが、もっと本を読んで読解力を向上させる勉強をなさった方がよろしいんじゃないだろうか 「ここまで脳ミソの中がショートして、頭が狂っている人って、わずかながら存在するんだ」と笑ってしまった。 他の報道内容には、下記のようなものもあった。 「“鋼のメンタル”と言われますけど、すごく痩せてきてますし、だいぶ疲れていると思う。体重もそれなりには減ってますし、この半年間しんどいことが多かった。映画でいうと最近『ロッキー』を見たりとかしました。ノックアウト寸前でも立ち上がるというところですよね」 (資料源 読売テレビニュース 2024年10月08日) 斎藤元彦氏は、 「自分は何度も何度も殴られても、ロッキーの様に最後は敵をノックアウトさせ勝利するヒーローなんだ」 と、自分はヒーロー目線でしか物が見えないんだと言いたいらしい… 映画ロッキーシリーズの何を観たのかは知らないが、 私がイメージするのは、『ロッキー4』の 宿敵であり親友であるファイター、アポロを絶命させたソ連の殺人マシーンドラゴに挑戦するロッキーの雄姿を描いた作品だ。 モスクワの全世界が注目する超満員の試合会場に、ソ連の政府最高首脳陣の姿があり、敵意のブーイングをなげる大観衆の中、意外なほどのロッキーのねばりで死闘とも言えるような熱戦に次ぐ熱戦が続き、最終ラウンドでロッキーはドラゴを倒す、 というストーリーだ。 11月17日に投開票される兵庫県知事選には、10月8日時点で 前尼崎市長の稲村和美氏、 斎藤前知事(46)、 元官僚で兵庫県への出向の経験のある中村稔氏(62)、 「共産」の支援を受けた医師で無所属の大沢芳清氏(61) が出馬を表明している。 また、 日本維新の会の参院議員の清水貴之(50)、元加西市長の中川暢三氏が近日中に会見を開き、出馬を正式に表明する予定で、 新たに明石市在住でレコード会社経営者の福本繁幸氏(58)が立候補する意向を示しており、 投開票の際には、確実に票が割れる。 斎藤元彦氏以外の候補者にとっては、前知事の県政、資質・人格が知事に不適格などツッコミどころ満載で、斎藤元彦氏よりも優位に立つことも十分可能であることから、 『斎藤元彦氏はロッキーではなくてドラゴだった』 という選挙結果になるような気がしてならない 『メンタルダウンしそうなほど追い詰められている自衛官へ【心が折れる前に逃げよう!】』 現職自衛官の方の中に、朝早く出勤し、夜遅くまで仕事して帰宅するのは日付が変わる頃というブラックな仕事関係、パワハラ上司、セクハラ上司や同僚にストレスを抱えている隊員はいないだろうか? この世で最もブラックな組織である自衛隊を退職しちゃうのが一番良いが、どうしてもまだ自衛隊にしがみついてなければならない人には、一読の価値ある一冊だ この本に書いてあることを少しでも意識すれば、明日の朝に出勤したくない気持ちの自分の背中を押してくれるかもしれない。あるいは、キッパリ自衛隊に見切りを付けて新しい自分になろうと決心できるかもしれない。 元・高卒陸上自衛官のまいものあるじが購入したもの、欲しいもの、お気に入りのものを集めています。 ↓よろしければ覗いてみてください。 数多くある自衛隊関連ブログの中から ご覧頂き、ありがとうございます。 ランキングに参加しておりますので ご覧の際には、是非ポチっていただきまして 応援をお願い致します。 ブログ更新の励みになっております。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.10.08 23:29:13
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