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たとえば、あなたは何を無駄と考えますか? ロックフェラーがいくつもの難局を乗り越え大成功を収め、とてつもなく大金持ちとよばれるようになった時、何か自分に足りないものがあると感じ、そのお金を社会に還元、貢献するために財団を作ったのは、有名な話です。 社会貢献、自分は他人の役に立つために何が出来るか。 それを考えるのはとても大事なことです。 ふと子供達の進路適性テストを見ていて思いました。 お金を稼ぐこと。好きな道に進むこと。自分の得意な分野をめざすこと。そして、自分がどう社会に貢献していけるか。 この社会にどう貢献していくかという視点をはずすと、利己的な人間になってしまうのではないでしょうか? 人のために何かをするのは、無駄なことだと考えるのは寂しいことです。 息子が中学生のときに、学級委員をやりたいと言う子がいない。という話を先生から聞きました。部活に勉強に忙しい今の子供達は、クラスの仕事をするなんて、損だ。そんな時間があったら、勉強しなさい。と親に言われるそうです。なり手がいないので、学級委員をやってくれたら、内申点をあげるということで、先生がやってくれないか?と目ぼしい生徒のところへ頼みにいくそうです。 人の面倒を見るくらいなら自分のことをもっとちゃんとやりなさい。という意見も、もちろん正しいのですが・・・・。 そういう人から見たら、うちの息子なんて無駄の塊、落伍者の卵みたいなもんだろうな~~~。 その器ではないので学級委員はやりませんでしたが、高校生の時、目立たないおとなしい長男は、なぜか毎日ひとりで教室の掃除をみんなが帰った後にしていました。 勉強もあんまりできず、(勉強をさぼっていたので)スポーツをやる根性もなく、これといって取り得のない子なのですが、自発的に3年間掃除をしていました。 たまに手伝う子もいたようですが、変なやつ。と思われていたようです。 「どうして、家の掃除はしないのに、学校の掃除をしてくるの?」 と聞いたら 「だって、きたないのに、だれもやらないから。しょうがないよ。」 そう答えていました。 本当にこの子は将来生き抜いて行けるんだろうか。とかなりな心配はあるものの、母さんは自慢の息子です!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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