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カテゴリ:鍼灸の話
私が治療を始めた頃から、治療させていただいている患者さんがいらっしゃいます。
といっても、6年ぐらいになるでしょうか・・・ 学校を出たばかりでまだまだへたっぴ~~な頃から、我慢して治療をうけてもらってました。 患者歴はもう25年ぐらいなのかな・・・・ いろいろな鍼灸師を育ててきた患者さんです。 ある意味、患者さんの達人なので、鍼をうけながら・・・うん。こいつはまだまだ、とか、最近うまくなったな。とか、そんな風に観察しながら治療を受けてくれています。 最初の頃は、ただただ一生懸命に鍼を打っていました。3年ぐらいたって、やっと、最近うまくなったな。と言ってもらえたときは本当にうれしかったです。 週に一度の試験を受けているような感じでした。真剣勝負です。 いろいろ試させていただいたり、我慢していただいたり、ほんとうにお世話になりました。 あまり口に出して、こうだ、ああだと言うことはないのですが、いいところに決まった時は、終わった後、ありがとう!!!と言ってくださいます。 だんだんに今日はここが辛いんだな・・と、調子の悪い箇所がわかるようになり、何も言われなくても触っただけで、体調もわかるようになりました。 あ・・今日は寝不足。今日は飲みすぎ、最近は運動不足。仕事がきつかったんだな。 身体とそんな会話をしながら、治療ができるようになりました。 辛いところに、鍼が決まると、微かに、頬がほころぶのがわかります。 ふふ!!!やっぱりね~~!!じゃあ。。ここは?どうだ!!! なんて感じで治療をしています。 もっと、歩いたほうがいいですよ。とか飲みすぎですね~~!!なんてえらそうに言える様になったのは、ここ1,2年のことです。 私のもう一人の師匠ですね。 感謝しております。 いつもありがとうございます!!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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