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カテゴリ:鍼灸の話
今日は雪
寒いので、あえてお花。 さて、診断のお話をしてみようかと思います。 東洋医学では、 ★望診 ★問診 ★触診 といわれます。それぞれの詳しい説明は、後でしますね。 どういう診断をするかによって、治療法を決めるわけですが、 西洋医学と違うところは基本的な考え方ですから、 当然、診断も大きく違います。 ですから、西洋医学で、風邪だから葛根湯を・・・というのは 全然正しくありません。 風邪にも、胃からくるもの、冷えからくるもの、疲れから来るもの その人の体質。状態。 によって、処方するものは微妙に違ってきます。 私は漢方の専門ではないので、ここでは直接の治療についてお話します。 診断は、まずその人の肌の色、舌の状態、声、目の力 体形、歩き方、立ち方座り方、匂い、 それこそ、シャーロックホームズのように、見ただけでその人の職業や生活や家族構成、性格まで、あててしまうほど、観察眼が必要です。 というのは理想ですが~~(^^) 実は私はそんなにするどくありません。 あまり、考えないようにしています。 どちらかというと、理論的に考えるのが苦手なんですね・・・・・ まず、先入観は持たないようにしています。 患者さんを診るときは、目で見ようとしないで、感じるように心がけています。 その人がもっている空気のようなものを感じるようにしています。 見ただけですべてがわかると思い込まずに、話を聞いたり、体に触れたりしながら、治療をしていきます。 本人の話より体が語ってくれることが役に立ったりもします。 触診でわかるのは、もっとも低いレベルの医者だと言われますが、 まだそんなレベルなんでしょうね(^^) でも、頭が固くて、こういう時はこうすれば治るはずだ!と思い込みで治療をしないようにしています。 理論派とは程遠い・・・ですね。 もちろん直感だけで治療をしているわけではありませんが、 正直な話、自然と指と手が動いて、ツボを感じるタイプです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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