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身体にいいこと、心にいいこと

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2006年01月27日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 患者さんがよくなっていく過程には、たくさんの要素がかかわっています。

 悪くなっていくのが、複合的な原因から起こるように。

 たとえば、疲労とストレスに冷えが加わると極端に免疫力が落ち、そこになにか精神的にショックなことが起きたりすると、病気になってしまったりする。そんな感じです。

 ですから、よくなっていく患者さんの場合、やはり治療だけではなく、生活の改善や心のあり方、周囲のかかわりかた、などがそれぞれよい方向にすすんでいるという方が多いように思います。

 肺気腫で、もうよくならないとお医者さんに言われた患者さん。80歳。女性。肺気腫の診断を受けてから、6年以上、酸素の数値が92パーセントだったそうです。自宅に大きな酸素のボンベを置いて、酸素を吸うように先生から言われていました。

 私が治療にうかがうようになってから、まず、体重が10キロ以上落ちました。3年ぐらい行ってますが、最初のころは、ほとんど外出も大変な状態でしたが、少しずつ歩くようになり、今ではゆっくりなら1時間ぐらい歩いても平気です。

 最初は携帯用の酸素のボンベを持ち歩いていましたが、今は携帯用どころか、家でも酸素を吸うことがなくなりました。

 治療は、首、肩、背中をほぐし、呼吸筋のマッサージをした後、おなかにお灸をしているだけです。

 治療をしていると徐々に食べるものの嗜好も変わり、油っこいものや甘いものが好きだったのに、あまり好まなくなってきました。少しよくなってきた時点で、小型犬を飼い始めました。

 一人暮らしなので、同居人ができたことがとてもよかったようです。精神状態もよくなり、犬をつれて毎日外へ散歩に出ることで、たくさん歩くようになりました。また外でたくさんの知り合いができ、おしゃべりもするようになりました。

 かわいいワンちゃんのためにも元気でいなくては、という気持ちが、大きな転機になりました。

 おなかのお灸も効いたと思いますが(^^)

 今では酸素の数値が95~97パーセントぐらいになっています。

 最初の診断で医師から、「余命いくばくもない」と言われ。「この病気は治らないから」とあきらめていたのに。と本人も驚いています。

 ちなみに私も酸素を計らせてもらったら、98パーセントでした~~!!





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最終更新日  2006年01月27日 07時58分31秒
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