|
カテゴリ:カテゴリ未分類
だいぶ前の本ですが、ビリーミリガンという人についての本がありました。
多重性人格についてのお話です。 多重性というのは、2人以上の人格が、一人の中に存在しているということで、本ではたしか、23人ぐらいだったかな~~!よく覚えていませんが、なんだか本がでるごとに増えていたような気がします。 なぜ、そんなことを思い出したかというと、演劇青年とちょっとお話をしたせいです。 演じるということが、人格を作り出すことだとしたら、それは、まったく新しいものではなく、すでに自分の中に存在しているものを発展させていくという作業なのではなかろうか。。。 というような話をしました。 ビリーミリガンの頭の中には、ちいさな男の子がいたり、おじいさんがいたり、なんと女性がいたり、いいやつも、悪いやつも、ごちゃごちゃとたくさんいて、ずっと寝ているのもいたり、こっそり、隠れてみているのもいたり、いつも大変なことになっています。よっぽど広い頭の中なのでしょう。。。。 普通の人にも、いろいろな人格がいます。それは、ひとつの人格に自然と統合し、必要な時にちょうどマッチした対応がうまくできるようにコントロールが無意識のうちにできているのです。 それが、コントロールできずにばらばらに、勝手にそれぞれの人格が自己主張しているのがビリーミリガンです。 人間はばらばらになっているのではなく、多面体という言い方をすることもありますが、私には、ビリーミリガンの頭の中がとても興味深く思えました。 ふと、なにかの拍子に小さな子供に帰っている自分を発見したりすることはありませんか? そんなときに、自分の中にはその子供がちゃんと生きていて、時々表面にでてくるんだな、という気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|