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カテゴリ:鍼灸の話
寒くなると、膝の痛みを感じたり、水がたまったりする人が増えてきます。
これは、足の筋肉が固くなるせいです。 足の筋肉をゴムにたとえると、ゴムののびが悪くなると、当然ジョイント部分に負担がかかるというわけで、膝がぎしぎしと音を立てるようになってしまいます。 充分に足の筋肉が柔軟であれば、膝の関節も余裕があるので、関節液も循環がよく、軟骨も磨耗せずにすみます。 膝の治療の際には、膝そのものよりも、足、股関節、腰の治療などが必要です。 普段からの体重のかけ方が足の外側、または内側に偏らないように、歩き方や立ち方の矯正も必要です。 膝の痛みに、痛み止めを注射していても、よくはなりません。 大腿四頭筋を鍛えるようにと、よくお医者さんはおっしゃいますが、その前に緩めるほうが大切かも。 筋肉をつけるのは確かに大切ではありますが、柔軟な筋肉をつけないと意味がありません。 筋肉をつけようと、無理なトレーニング、いきなりスクワットを始めるとか。。。そんなことをしても、よけい悪くしてしまいます。 間違った、歩き方で、いくら歩いても、悪くなりこそすれ、よくはなりません。 基本的なところを理解して、まずはストレッチからはじめましょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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