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カテゴリ:鍼灸の話
今日、初めてうかがう患者さん宅にて、にぎやかに迎えていただいた。82歳のパーキンソンのお母さんが患者さん。
86歳のお父さん。 普段は2人暮らしのところへ、心配して見に来てくださった娘さんがお二人。 どんな治療をするんのだろうって、心配そうなギャラリー。 「最初に、パーキンソンの治療からしますね。」 って、脈を診て。お腹を診て。 無血刺絡の小児鍼で手足の井穴を押していく。 「あ!!それって、安保先生の治療の仕方ですか?」 すぐに、娘さんが反応されました。 「そうですよ。免疫療法を安全にアレンジした無血刺絡っていいます。よくご存知ですね。」 「長野の佐久まで、2年前にずっと通っていたんですよ」 「そうでしたか~~!この鍼で、自分でもできますよ。毎日やると効果もよく出ます。」 とたんに、娘さんお二人、とても安心されたのか、楽しそうに私が次々と刺していく鍼に、 「こんなに細いのね~~!お母さん痛くないの??」 と和気藹々。 実は去年、三島まで行って、鈴木先生の、パーキンソンの治療をお手伝い(ボランティアで)させていただいたことがとっても役にたちました。 治療が終わると、治療前とは見違えるように、さっさと歩くお母さんを見て、私も娘さんも感嘆の声をあげました。 「あきらめて、いましたが、よくなるんですね~~!お母さんよかったね。希望を持ってやろうね。」 娘さんがうれしそうに、そう言ってくださいました。 こういうとき、三島まで行ったことが、ほんとうに役立っているなあ~~って実感です。 最近ほんとうに、勉強したことが、自分を助けてくれています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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