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カテゴリ:鍼灸の話
昨日は、三島の鈴木先生の勉強会に参加させていただきました。
長野式という鍼の治療法の講習会です。 昨年の暮れから鈴木先生にはお世話になって、いつもいろいろ教えていただいてます。 実は鍼灸の治療の方法は、先生によってかなり違います。 先生が100人いたら、100通りあるかもしれません。 基本的な流派の違いなどもあります。 学校で勉強する内容のほかに、技術や考え方などは、このような勉強会に参加したり、 臨床家として活動していらっしゃる先生のもとで、スタッフとして働かせてもらったり、 あるいは独学で勉強したり、 勉強しながら、技術を身に着けていかなくてはなりません。 私の場合は、最初から師匠がいたので、その師匠の下で技術を学びました。 学生時代から8年ほどお世話になりました。 幸いにも、私の師匠は、かなり広範囲にわたりいろいろな技術を勉強し、 また先生自身でも、工夫をしたり、新しいものをとりいれたりすることが得意な先生だったので、その先生の勉強する姿勢も学ばせていただくことができました。 ひとつのことに、こだわることなく、柔軟に対応する。 患者さんのために治療をする。 いつも、よりよい治療法を模索する。 というのが私のポリシーかな。 さて、勉強会のお話ですが、 昨日は、悪性リンパ腫の治療を見させていただき、とても勉強になりました。 長野式の治療法は、治療の手順や考え方、アプローチの仕方が、具体的で、効果を確認しながら治療をすすめていけるので、とてもわかりやすい治療法だと思います。患者さん自身にも、 ひとつひとつ確認し納得しながらすすめていくので、身体が変化していくのを感じていただけるというところが素晴らしいですね。 脈もみますが、おもに腹診を中心にしますので、お腹の治療をするだけで、 身体の辛さの6割はそれで改善されてしまいます。 ポイントはツボ探し・・ですかね!!! 手足のツボを使い、いろいろなところを治していくので、かなり面白い。 この勉強会は指導してくださる先生方も、とても優しくて、知りたいことはなんでも教えてくださるので、私のような聞きたがりにはうれしい勉強会です。 鈴木先生はじめ、ご指導いただいた先生方、 ありがとうございました。 早速、昨日、臨床で使わせていただきました。 バッチリです!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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