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カテゴリ:鍼灸の話
脈診というのは、左右の手首の脈を見ることで
身体の状態を感じる診断法です。 先日勉強会で、尊敬する先生が 「脈を見るときは、心を無にして、感じてください」 とおしゃってました。 脈診は難しい・・・・とか 見る先生によって、微妙に違うとか いろいろ 使うには・・・難点はあるものの 他の症状と組み合わせて見ることで 役に立つときもあります。 なので、私は最初にまず脈を診させてもらいます。 いつも、みている患者さんだと、その日によって、違っていたりするので 身体の変調がわかったりします。 不整脈が出ていたり、血圧が高かったり、 生理が近かったり、冷えていたり、水分取りすぎだったり 寝不足だったり、お腹空いてたり、お腹いっぱいだったり そんなことも わかったりします。 昨日は、患者さんが(80歳女性) 熱を出していて、 脈をみると、風邪の脈ではないし、 腎の脈が妙に浮いていて強いので これは、膀胱か腎臓に菌が繁殖してるかも・・・ 「おしっこ調べてもらったほうがいいですよ」 とお願いして、 治療はとりあえず、熱を少し下げて、(行間を寫しました) あとは、腎ユ、と関元にお灸。 大分楽になって、起きてご飯が食べられるようになりました。 今日は病院にいって検査してもらったら やっぱり尿路感染していました。 お年寄りの熱は、食べられなくなると体力が落ちるのが早いので とりあえず、点滴してもらったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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