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カテゴリ:鍼灸の話
しばらくぶりの患者さん
急な腰痛で来院です。 重い物を持ったときに、やっちゃったらしく、2日ぐらいたってから痛みが出たということです。 「それで、一昨日マッサージにいったら、よけいひどくなっちゃって・・・」 ん?痛いところをぐりぐりと・・したんでしょうか? とちょっと困った顔をした私の反応をみて 患者さんが言い訳するように 「だって、先生のところがお休みだったから・・・・」 べつにせめているわけじゃありません(笑) お休みだった・・あたしが悪いのさ~~!!! 治療が終わって、 「ちょっと、立ってみて、ベッドに座ったり、立ったりしてみてください。」 「あらら・・痛くないです。全然、大丈夫!」 治療は、ほとんど脚と股関節、骨盤。 腰には・・軽い鍼をしただけです。 マッサージで痛んでしまった患部をさらにいじると余計に悪くなっちゃいそうなので。 実際、悪くしていたのは、腰の筋肉ではなく、仙骨の靱帯がのびてしまったため、骨盤が広がって痛みがでていたようなので。 マッサージを受ける時には、あまり強くやってもらわないようにしたほうが安全かも。 患者さんの中には、強くやってもらうのが好きな人も多いですが、 急性の痛みの時には、患部をやみくもにグリグリやるのはタブーです。 筋肉の状態によっては、強くやってもいいときもあります。 治療の一環として、強くやるときもありますが、その場合でもグリグリやるのは 筋組織を破壊して、腫れることがあるので・・ 強く押すことはあっても、グリグリはやりません。 こりをほぐしたり、リラ久ゼーションを求める・・マッサージの施術者のなかには アルバイトや、学生さんも多く 患者さんの症状によっては 悪化させてしまうことも、よくあるので ご注意くださいませ!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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