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カテゴリ:今日のひと言
しつこいとは思いますが、運動会への思いを・・・
衝撃告白 私は、運動会は好きではありません。 私自身が子どもだった頃、人よりも背の高かった私。 見た目で判断すると、「出来そう」なんです。 でも、3月生まれ。 かけっこ、当然1番になれません。 この時代って、タイム順ではなく背の順。 周りは・・・・・ それでも、時代の流れか親の方針か、1番こそ!!みたいな・・・ どんなに頑張っても・・・・・ ものすごく、スポーツに対してのコンプレックスがあります。 かけっこだけではなくね。 何をやっても、背の高さほどには出来ず、普通以上にがっかりさせていたようです。 だから、運動会は好きじゃないのです。 そして、我が子達も・・・ 早生まれの長男。よーいドンでかけだすと、みんながゴールしているのにまだ半分。 ニコニコ楽しそうに走っていました。 小さい頃は、それでもよかったんです。 だんだん学年があがり、どうやら自分は遅いらしい、運動が苦手なの?と気付き、 運動会の時期になると「一番にはなれないよ」「失敗するかもしれないよ」等々 最初からバリアを張るように、自分を守るようにしていました。 家ではそれでもいいんだよ。自分の出せる力いっぱいやることが大事なんだよ。 人には、得意・不得意があるんだよ。 そんなことを話していました。 でも、学校では出来ないことに対してのプレッシャーは、かなりあったようです。 そんな彼は、小学校時代はサッカー、中学校ではハンドボールと、得意ではないけれど スポーツを楽しんでいました。 三男・・・ 上の子のように、走るのは苦手です。それでも、サッカーをやったりしていました。 5年生のとき、成長痛で、歩くのもしんどいことに。 それでも、全員リレー、マラソン大会等、休むことなく参加していました。 本人の思いとしては、 「自分だけが痛いとは思わなかった。みんな痛いけど頑張っているから・・・」 組み体操の逆立ちが出来ずに、残されたことも・・・ そんな時も私は「出来なくたっていいんだよ」と何回いったことか。 そんな彼は、本人なりに必死で走っても遅い・鈍い・・ そんなことも一因でいじめにあってしまいました。 確かに勉強等と違って、運動の得意・不得意は見た目に、はっきりわかりますよね。 これは、どうしてあげることも出来ず、そんな体に生んでしまった自分を 責め続けた時期もあります。 今は、学校に行っていますが、私は彼の運動会を見るのがこわいです。 周りの目・・・子ども達だけではなく大人の眼も。 そんな思いがあふれすぎて、多分運動会というものに必要以上の思いがあるのでしょうね。 今私はスポーツをすることは、楽しいです。 出来なくて悔しい思いもたくさんします。 でも、辛い思いはしていません。 もっと早く気付けばよかった・・・。 苦手だと思い込まされ、楽しいということを知らなかった。 だから、だから、 同じ思いをして欲しくないんです。 これから大きくなっていく子ども達に・・・ 楽しいと感じて欲しい。コンプレックスにして欲しくないんです。 我が子にだけではなく、周りの子ども達の頑張りも認めてあげてください。 私の同級生にはすごく運動が出来たわけではないのに、母親の 「○○って、走っているときにとってもいい顔するよね。きっと早くなるよ。 今は遅くたっていいじゃん。・・・・」 その言葉で、陸上部へ。そして、いつしか県の代表選手に。 今はその足を変われ、スポーツ用品関係の会社で働いています。 大人の、それも親の言葉って大事なんだな・・って思っています。 私は自分の子ども達にそんな言葉をかけてあげられてはないけど・・・ 子ども達には、可能性の芽があります。 それが潰されないよう、たくさんの種から芽が伸びるよう、 そんなことを願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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