抗がん剤で迷う
タンポポの綿毛
癌細胞はそう例えられるらしい。
手術で今ある癌は取ってしまったんだけど
浸潤性微小乳頭癌という夫の癌は
浸潤性…つまり転移しやすい
微小…つまり細胞が小さくあちこちにかんたんに入り込みやすい
タンポポの綿毛は風に乗り
あちこちに飛んでいく。
たどり着いた場所で全ての綿毛が芽を出すわけではないけれど
全ての綿毛が芽を出さない保証はない。
血液やリンパ液に乗って身体中を回っているかもしれない癌細胞。
たどり着いたどこかで癌に成長すれば
それは再発なのだ。
そこで、副作用の少ないホルモン治療に加えて
抗がん剤でどこかに飛んで行った癌細胞を癌になる前にやっつけましょう
ということなんだけれど
タンポポの綿毛が発芽しないように
除草剤を使えば
周りの芝生や植物も枯れてしまう。
人の身体もそう。健康な細胞もやられてしまい、副作用がおきる。
脱毛、吐き気等…。
頑張れ‼
っていうのは簡単。
でももう本人にしか決められない。