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テーマ:乳ガ~~ン(1222)
カテゴリ:乳がん
手術から3週間後、手術で切除したがん細胞のくわしい検査結果がでてきました。
旦那にまたもや帰国してもらい、2人で主治医の話を聞きに行きました。 組織型:浸潤癌(硬癌) 手術後進行度:3A期 リンパ節転移:9個 病理学的腫瘍径:1.9cm 病理学的悪性度:軽度 ホルモン感受性:高度 HER2:なし 以上が私の乳がんの「顔」らしいです。 先生いわく 「リンパ節転移以外は、本当に表情の良い癌です。転移さえなければ、乳房も全部摘出してますし、このまま治療を終えても良いところなのですが・・・・。リンパ節に4個以上の転移があると見えない癌が他に転移している可能性が高くなるんです。」 と言って、私とよく似た「顔」の乳がん患者の10年生存率の表を見てせくださいました。(これはアメリカ人の調査結果ですが) 術後治療なし:56% ホルモン療法有り:70% +放射線療法有り:78% +抗がん剤療法有り:86% 先生がおっしゃりたいのは、この後抗がん剤治療をどうするか・・・ということだったのです。 ホルモン療法や放射線療法は比較的副作用が少なく、生存率をアップさせてくれるが、抗がん剤には重篤な副作用がある。生存率を数%上げるために、つらい治療をしたくない・・という患者もいる。どうするか? 気持ちは決まっていました。 たとえ数%でも上がるなら・・・・ 「抗がん剤します。」 これから私が受ける治療は以下のようなものです。 ・PEC(5FU・エピルビシン・シクロフフォスファミド)を3週間おきに4回投与。 ・続いてドセタキセルを3週間おきに4回投与。 ・胸壁と鎖骨上へ放射線を照射(約50日) ・抗エストロゲン剤(ノルバデックス)を5年間内服 ・LH-RHゴニスト製剤(リュープリン)を3ヶ月に1回、下腹部に皮下注射、2~5年。 抗がん剤治療が終わった後、放射線治療とホルモン治療は平行して行われるそうです。 ここからが本当の長い闘病生活の始まりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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