子供は大人になるもので・・・

日本への出張を絡めて、この三連休に帰国してくれた旦那様。

人ごみを避けたほうが良い私に代わって、学校説明会にナッツと参加してくれました。

実際、旦那がナッツの中学受験に直接関わるのは今回が初めてです。

田舎育ちの旦那様。
塾や予備校なんて行ったことも無い。
公立の中高から、自分のやりたい勉強をする為に大学に進んだ人です。
って、私も良く似たパターンですが（でも、私は塾や予備校の経験はあります）。

「何で、小学生がそんなに勉強せなあかんのや。」
とよくぼやいていますが、ナッツ本人の意思が強いので、最近は成績も気にしてくれて応援してくれてます。

そんな旦那の初！学校説明会。

学校説明会は４年の時に、一番近いＮ中学一校に行ったっきり。
ナッツはＮ中学しか見たことありません。
もともと共学志望が強いのですが、今回はあえて女子校を見学です。
うちのようなちょい田舎からだと、女子校排除していたら受けるとこないしね。

自宅から通学時間が１時間弱のＳ中学。

帰ってきたナッツの感想は
「気に入ったよ。女子校だけど。」
「へえ、どんなところが？」
「・・・・・・・」
こういう質問をすると、ナッツって固まっちゃうんだよね。
「わかんないけど、自分に合う気がしたって感じ？」
「そう、そう。そんな感じ。クラブはね、全体の６～７割りくらいの生徒が参加しているんだって。盛んだって言ってた。」

旦那様の感想。
「乗り換え無しだし、通学は楽だな。駅から学校までの通学路も比較的安全だし。勉強する環境と設備は整ってたよ。学食がすごかった。至れりつくせりだな。それにしても人気が有る学校なんだなあ。講堂に入りきらなくて１００人以上は外でモニター見てたぞ。」
「まあ、関西では有名な学校だからね。あちらこちらから来るんだよ。」
「それでかな。説明会に来てた保護者の会話を聞いてたら、この辺りの人と全然違ったぞ。
しかし、まじめそうな子が多かったなあ。学校側の説明も『うちは医師薬系が多い』って言ってたし。めちゃめちゃ勉強させられそうやなあ。ちょっと引いてしまった。」

ははは。
去年、塾主催の説明会に参加した時の私の感想と似ているなあ。

でも、ナッツが気に入った学校が増えたのは良かった。

今までナッツはＮ中学（それも上位コース）しか、目に入ってなかったからなあ。
もちろん、それが彼女の原動力になっていたんだろうけど、正直これから成績が安定しても上位コースは難しい。
今頃からこんなことを考えるのはいけないんだろうけど、不合格だった時のショックを和らげる為にも、もっと他の学校に興味を向けさせてやりたい。

次にナッツに別の学校を見せてやれるのは、私の抗がん剤治療が終わってからかなあ。