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テーマ:小学生ママの日記(28707)
カテゴリ:子供たちとの日々
群馬の小6の女の子がいじめを苦に自殺をした事件。
朝小にもくわしく掲載されていて、ナッツも真剣に読んでいました。 そう、ナッツもいじめにあっていました。 今回の事件、学校側の対応といい、担任の楽観視していた態度といい、ナッツの時と一緒です。 ああ!今思い返しても腹が立つ!!! ナッツは小2の4月に、今の学校に転校してきました。 けれど入ったクラスは一人の問題児のせいで学級崩壊状態。 新任のクラス担任では手に負えなくなっていました。 その問題児も最初はクラスの子手当たり次第に暴力を振るっていたようですが、ある頃からそれがナッツに集中するようになりました。 おとなしくて先生に言えない。 すぐに泣くからおもしろい。 そして転校生で助けてくれる友達もいない。 担任に力がないといじめは麻疹のようにクラスに伝染していきます。 普段、そのようなことを言わない子達までナッツにむかって 「デブ!ブタ!あほ!」 のオンパレード。 女子の間には「ナッツに近づかない」ような命令が出され、消しゴムを盗られたり、鉛筆を折られたりするようになりました。 怒りのあまり頭に血ののぼった私は、ナッツから相手の子の名前を全て聞き出し担任のもとへ。 その時の担任の言葉が私をさらに激怒させたのです。 「ナッツちゃんがいじめられていたのは知っていましたが、そんなに深刻に思っているとは気がつきませんでした。」 なに~! こんなことされてて、平気な子供がいるわけないだろ! さらに 「やられた時にすぐ言ってきてくれれば、注意するんですが、あまり言ってこないんですよ。」 いじめられるのはナッツのせいだって言うのか! 担任に直訴した後、さすがに暴力的ないじめはなくなりました。 結局、この問題児の子はかしこいんですよ。 親がしゃしゃり出て来る子には手を出さない。 その子の標的は他の子に移りました。 そして汚い言葉で罵られる行為は続いている。 私はクラス会でこの出来事を他の保護者の方に話しました。 モンスターペアレントだって思われたっていい! 今、何とかしないと大変な事になるかもしれない! 最終的に保護者が担任を取り囲んで泣かせてしまうような結果になりましたが、ここまで事を大きくしないと学校側は本気で対処しようとはしてくれませんでした。 クラスをまとめられない担任の補助としてベテランの教師が入ってくれるようになり、2学期になってようやく普通に授業が進むようになりました。 いじめもなくなりました。 あれから4年、今もナッツはいじめられているようです。 いじめる子は、倒しても倒しても次から次へと現れます。 ただ、あの時と違うのは クラス担任が力を発揮してくれていること。 仲間がいること。 そしてナッツが強くなったこと。 理不尽だけど、間違っているけど、いじめに負けないためには自分が強くなるしかない。 いじめる子は変わらない。 いつも力量のある担任に当たるとは限らない。 いじめはなくならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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