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カテゴリ:中学受験(2011)
第2志望校の試験が終わる少し前くらいから、そろそろ胃の辺りがドクドクしはじめた。
ここが終わったら1日目の合格発表を見に行かなきゃいけないんだ。 そして私のバッグの中には1日目の受験票と一緒に、B日程の願書と受験料も入っている。 ダメだったら後者を出さなきゃならない。 ドクドク ナッツと合流して電車に乗っていると、他にも合格発表を見に行く親子連れが何組かいる。 この電車に乗っているってことは、同じとこに行くのよね。 ドクドク ナッツもだんだん顔がひきつってきた。 「いやや~。だんだんドキドキしてきた!」 ドクドク 電車を降りて学校にむかって歩きは始めるとナッツがだんだんパニくってきた。 「どうしよう、どうしよう。ナッツひとりだけ〇〇コースに落ちてたら、どうしよう、どうしよう」 ああ、もう、私もナッツに何も声かけられない! ドクドク 学校に着くとナッツのパニックはピークに 「恐いよ、恐いよう!どうしよう、ナッツひとり落ちてたら。」 ドクドク 番号は体育館に掲示されていた。 受験番号を確かめて探す・・・ あれ? 全然番号が違うぞ。 「あ、これ男子だ!こっちこっち!」 もう一度仕切りなおして・・・・ 前を見た途端、目の中にその番号が飛び込んできた。 「あった!」 慌てて上の方を見て 「〇〇コースや!合格だよ!」 「良かった~」 「良かった、良かった。本当に良かったよ~」 ナッツと私は抱き合って泣いてしまった。 受験票と交換で、入学案内と合格証の入った封筒を受け取った。 中の合格証を確認すると、ちゃんと希望したコースの名前が書かれていた。 ああ・・・・本当に合格したんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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