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カテゴリ:I
久しぶりで 「脚」 を痛めた。
すっかり「脚が悪い」ことさえ忘れかけていたのに、やはり、 「秋」 数年前に両足とも人工股関節が入って、それまでの激しい痛みとは縁が切れた日常を送っていて、極端に酷使しなければ、 "普通に"歩けている ので、一見障害者に見えないのが、逆の意味での厄介なこと を招く。 本人も、ともすると、忘れがちで、無理がきく時には、つい無理をする。 多分、数日前の「書店」での長居が悪かったのだろうが、起き上がるのが困難な痛み。 もともと、朝起きた時が要注意で、油の切れた蝶番をゆっくりとなじませるように起きあがる習慣が身についているはずなのに、 先日、起き上がろうとした途端に、どこかで 「ピキッ!」 という乾いた音がして・・・・・ 「しまった!」 と思っても後の祭り。 もう、じっと横になってて、痛みが治まるのを待つしかない。 「骨」にも神経が通っているのだと思い知らされるのは、こんな時。 一両日、全く何もせずに、極力加重をかけずにいると、軽い時なら治まってしまう。 ヒトの体の回復力と、細胞の入れ替わりを実感できるのは、それはそれで、嬉しく驚異でもあるが、秋は、私にとっては要注意の季節。 いっそ、冬になってしまえばいいのだが、何故、この「季節の変わり目」がこのような悪さをするのか、理論的に教えてくださる方がいれば、 ぜひ教えていただきたい。 対処方法も、おのずと分かるはずなので。 今朝、ビクビクものだったが、なんとか午後には復帰。 2ヶ月以上に渡ってやってきたことが、今日明日中で片がつく筈だったので、この土・日を使えるのはとてもありがたかった。 ちゃんと計ったように痛みが治まってくれたことに感謝! 2ヶ月以上に渡ってやってきたこととは、 関わっているNPO団体の15周年記念誌の編集作業だ。 もともとが印刷上がりのソフト屋の私が、誰よりも最適なお手伝いができる。 (というか、ワードを使っての編集作業が出来るのは、私一人) 団体代表の坂田朱美氏が原稿をまとめてプロデュースし、たくさんの方々に寄稿していただき、わずか67ページの小冊子だが、予算の都合で、表紙以外の全てをパソコンのプリンターで打ち出し、製本は業者さんにお願いする方法で200部強の冊子を作りたいと相談を受け、予算を聞いてしまったた時点で、覚悟した「作業」だった。 白黒印刷なら、十数万円で出来るが、あとへ続くスタッフのためにも ぜひカラー写真を入れたモノにしたい と聞いて話し合っては見たが、とてもじゃないが予算が届かな過ぎる。 結局、紙探し・ファイルの持ち方・編集方法など、持てる遠い知識を総動員することになった。 そして、編集作業もまた。 今日、最終的に決まったページ立てに沿って、「目次」と、最後の記事の「年譜」を仕上げることができた。 感無量! 「いきいき会」が15周年ということは、代表の坂田朱美氏は今66歳なので、全国でもいち早く地域住民主体の高齢者への配食サービス事業を始めた時には50歳を過ぎていた わけだ。 今回の冊子を作りながら、坂田氏とともに振り返った15年間は、 私にも大きな力を与えてくれた。 介護の負担が女性だけに重くのしかかる現実を見据え、働く女性の為の支援事業としての意味合いもあったという「高齢者・障害者のための配食サービス」は、現在では ●食事の作り手が入院してしまった ●重い状態の妊娠等で家族への食事作りが思うように出来ない ●食事作りの訓練がされていない男性が「父子世帯」になってしまった など、様々な事情の方への「食」のサポートにもなっている。 また、最近のスタッフ事情で嬉しいことは、 定年退職した男性が、社会との関わりを求めて配達スタッフに加わってくれていたり、今日などは、サラリーマンの男性が「休日の土曜日を有効に利用したいから」と、土曜日専門スタッフとして登録してくださったり、 男性スタッフが少しづつ増えてきていること。 介護保険の大きな後退の中、わずかなりともこのように関心を持つ方が増えてきているというのは、まさに 暗闇の中の一筋の光明である。 楽しいオタク道を安心して邁進できるように、このページを訪れてくださる若い方にも、一人ひとりの小さな思いが、 見えないところで行われているファッショ化を少しでも押しとどめるための 力 になる と、 思い至っていただけたら、とても嬉しい。 説教くさく、クサイ言い方になっているのは充分承知。 たまにはね、私だってね。 いきいき会15周年記念誌「食は命 命は食」 今ジーコジーコと印刷中。 まもなく製本。 まもなく目標達成の私への応援、 ブログランキングへのクリックで どうぞよろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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