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 alpen@ Re:JAZZベーシスト 伝法諭 さんのこと(07/29) オフィスDENの電話番号を見つけることが出…
2005/11/08
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カテゴリ:I
ちょっと とっても エキサイト。

先日の「いきいき会15周年記念誌」、日曜日に、奥付を含む全ての編集を終わった。
家に客が来ていたこともあり、終わったと同時に大急ぎで帰り支度をして、それまでずっと共に作業をしてきた、会代表の坂田朱美さんを家に送り届けて、いつもの調子で

「じゃぁ、またね~ぇ!」

と言った私の手を、両の手で坂田さんががっしりと握って、その手を上下に振り、少し目をキラキラさせながら、

「お疲れ様でした!ありがとうねっ!!」

と言ってくれた。

車のドアが閉められたので発信したが途端に、目頭が熱くなって、鼻がツンとして、目がウルウル。
久しぶりの感覚だった。
遠い昔に、学祭で最高に頑張った時の、キャンプファイヤー?
アレ以上だったかもしれない。
なので、昨日は、少しルンルンの、少し腐抜けた状態だった私。

で、本日、その坂田氏から夕方の退社間際に電話が。
「若干の手直し、相談したいので、会社の帰りに寄っていただけない?」
とのこと。
当然、まだ校正し切れていない分はあると思っていたので快く寄った。

が、中身の校正等ではなく、最後の最後に思いを集大成させた、年譜と目次のデザインに関わる異論が、事務所のスタッフから出たとのこと。
それも、今まで間近で連日の作業を見ていながら「我関せず」の態度を取り続けていたごく身近なスタッフからの異論。

曰く、
「ページの数字と文字が離れすぎている」
曰く、
「全体が下がっていて上の空白が気になるので真ん中に」
曰く、
「この文字が大きい必要はない」
曰く、
「この木の実は、うるさくて圧迫感があるからないほうが良い」

いくつかは、お断りした。
文字を小さくすると行間が変わってしまい、縦書きに合わせたヨコの組み数字の文字送りが狂うので、その修正は、

今更、勘弁して欲しい

と。

いくつかは、要望を取り入れた。
だが、ひとしきり、

おおいにエキサイトして

言わせていただいた。

「文字が詰まる目次ページの中に空間を作るのは、珍しいことではない」と、
手当たり次第に本を引っ張り出して、様々な目次体裁を示して。
さらに、たいへんイヤミな調子で
「ココに来て、目次の体裁にあれこれいうなら、中身の校正をもう少し真剣にできなかったのか?」

「こんなのも、こんなのも、ある。 要は好みの問題だ。」

反撃も当然あった。

「そう、好みの問題を言っているのぉ」と。

心の中で、

「洋服の趣味も色の趣味も合わないあなたの好みを、ここに取り入れるつもりは全くありません。」

と、私。

多分、この「心の」言葉は、怒りの背中が伝えてくれたことだろう。


少しでも編集などに携わった方は、お分かりかと思うが、
素人の方が、最初からキメて掛かれずに一つ一つの記事を精査しながらの編集作業だったので、おのずと目次は最後になった。
それでなくとも、「目次」にかける思いには、読み手と作り手の間に温度差があるのに、今回のような場合は特にそれが大きかったと思う。

ものを作る時には、必ず、「技術と予算」の問題が付いて回る。
その制約の中で、一つ一つに思いをかける。

年譜の飾り罫に淡い柔らかな緑のツタを使う、とか、最初の目次と最後の年譜に一貫性を持たせる、とか
長いタイトルと短いタイトルが混在して、長いものの2行分割ができない時には長いほうにあわせざるを得ないので、ページ数とタイトルをリードでつなげる
目次にあしらった木の実は、 「実を結ぶ」に通じさせた思いを込めて、スッキリと空けた空間には線画で小さな小鳥を描いてみたいとも思っていた。

が、説明が面倒で、小鳥を描く気も失せたので、黙々と木の実の絵を外す作業をして、上の空間も少なくして、全体を少しだけ上に上げた。

「どう、これで?」と。

私の怒りへ強く反発していたらしい方は、

「このほうがスッキリして、いいよねっ」 と。

自己主張の激しい「おばさん集団」では、時として、こんなこともある。

ましてや、私は頑固な凝り性。

持って生まれた「オタク」気質。

頑固さは相当なものだから、自分が決めて掛かったことに

横槍を入れられるのは大嫌い。

だけどね、自分のやっていることに興味を持たれて、あれこれと途中で茶々を入れられるのは大歓迎なのだ。
持てる技術を駆使して、相手の思いを表現することには、本当に熱心。
時には、言い出した相手が後悔してしまうほど、凝りに凝って、「思いを伝える」ために手を尽くす。

ここを分かってくれたら、私は、

木でも登るし、空だって飛んでしまう。


今回の顛末、お気づきだろうか?
おばさんたちは、言いたい放題言いながらも、少しずつではあるが、譲歩し合っているのである。
結構強い自己主張をしあい、内心では燃えさかるような議論をしても、明日、お互いに言い合った一切に触れない。

この気概(危害?)とパワーと太い神経、ショボンとしている若い方々に分けてあげたいナァ。


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最終更新日  2005/11/09 12:06:39 AM
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