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カテゴリ:TRIP & TRAVEL
やはり夕べは「寝オチ」・・・
というより、たいへん健康的に眠くて寝てしまいました。 さてさて、チーズ工房の貴重な見学、写真がたくさんあります。 概略は昨日書いたので、今日は、その実際の製作工程を、順を追ってみていただきます。 発酵機から出した「チーズの素」を熱いお湯につけて成形するために、 サイコロ状にカット ![]() 直に触るには熱過ぎる程度のお湯に入れます ![]() 柔らかくなったものを、適量ずつこねるようにしながらクルクルと手の中でまとめて ![]() ホラッ! この形。コメントでtamachiさんがおっしゃっているように、なんだか愛らしいです。 ![]() 冷たい水をたくさん張った容器へ放ちます。冷却ですね。ごつごつした形も、この段階で、元に戻ろうとする力が働き、表面がつるりとなるのだそうです。この時点では味はまだついていません。 ![]() 次に、ストリングチーズの成形です。こねるようにまとめたものを、伸ばします。 ![]() もっと伸ばします。早くて、ヘタクソカメラはついて行っていません。 ![]() さらに・・・・・ もっと・・・・・、伸ばします(笑) ![]() 伸ばしたものをやはり水に放ちます。 ![]() この場合は、チーズの素が元の形に戻ろうとするので、両手で引っ張ったまま腰をかがめて、水の中で数秒間押さえたままにします。 姿勢的に、たいへんきつそうでした。 あの発酵した板状のものを全て、このように成形するわけです。 ![]() 形が落ち着くまでの間、先ほどのお湯を張ったボールや作業場所を徹底的に洗い上げていらっしゃいました。 しばらくおいて形が決まったものを製品の長さにカットします。 味はまだです。 ![]() 裂いて見せてくださいました。 (食べさせてくださいましたが、なんの味もついていないのに、 クリーミーにして爽やか、しかも独特の歯ごたえと食感で、充分すぎるほど美味しいのです!いくらでもいけます。) ![]() さて、全ての形が整った時点で、塩セキ(塩水に漬け込む)です。 味付けはここだけ。塩水に漬けるだけ。 ![]() 味がなじむのを待つ間に、どんどん、器具の清浄・作業場の清掃をします。 ![]() 15分から20分ほどで、発酵機もピカピカに洗い上げたところで、塩水から出して、ステンレス台の上で、水切りをします。 ![]() カチョカヴァッロには、手早くヒモをかけます。これもたいへん手早くて、私のカメラはついていきません。 ![]() どんどんヒモがかけられます。 ![]() 水を切ったストリングチーズを熟成室の棚に均一に並べます。 が、このタイプのものは熟成なしの翌日出荷なので、乾燥を均一にするためにラップで覆います。 (こうしないと、色むらの原因になるのだそうです) ![]() 左上に、数ヶ月前に作成して、ある程度熟成の進んだゴーダタイプの円形のものがごらんいただけると思いますが、これは毎日ひっくり返すことで、例えばカビや雑菌の繁殖を防げるのだとのことで、ひとつひとつ、磨くように撫でさすりながら向きを変えていました。 これも、熟成の進んだカチョカヴァッロ。表面がかなり硬くなっているのが色からも見て取れますね。 ![]() ゴーダチーズを切って、真空包装して製品にしたものです。昨日ごらんいただいたものですが、こうして工程をつぶさに見ると、余計に愛おしく思えませんか? ![]() このパッケージをみかけたら--- この工程を思い出しながら、 ぜひお手にとってお買い求めくださいませ。 ゴーダチーズとカチョカヴァッロは、もちろん極上のクリームの香りがたまらなく美味しかったのですが、ストリングスチーズに至っては、フレッシュなうちにと途中で皆で美味しい美味しいと頂いて、自宅へのお土産はホンの数本。 端っこの拳骨状になった部分は、形の上で、製品にはならないからと、ご自宅用なのだそうですが、それも分けてくださって、皆にはむしろその端っこが人気でした(爆) 羊羹やハムの端の感覚なのですが、量的にも食べ応えが満点で、端ばかり集めても製品になりそうとさえ思えました。 ************************* 河崎牧場のチーズの製作工程、いかがだったでしょう? 河崎牧場は、北海道体験交流牧場にも登録しています。 一度の受け入れ人数は4~5人とのことですので、興味のある方は、ぜひお問い合わせください。 北海道は、たいへん良い季節に入りますよ~。 [生活・趣味]ランキングに登録しています ![]() どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m 河崎さん、 たいへん珍しい体験をさせていただき、ありがとうございました! 大好きなチーズですが、あれほど美味しいチーズは、初めてでした。 Sさん、 このような見学場所をご用意くださって、心から感謝です。 また、この美味しいチーズで、ご夫婦と夜を語り合う機会を、ぜひ持ちたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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