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カテゴリ:TRIP & TRAVEL
-太平洋炭礦-の「炭鉱展示館」レポートですが・・・
本日、言葉も無いほどの感激に襲われました。 手許に、たいへん貴重な資料が届きました。 釧路市の地域資料室、ご担当様へ謹んでお礼を述べさせていただきます。 ありがとうございました。 お借りした形になっているものについては、大切に読ませていただいた後に返送申し上げます。 ************************ 私が、寝台車で母を釧路へと思い立って、どうせなら、私も幼い頃の思い出の場所を探索してこようと調べ始めたのが、この2月20日過ぎ。 調べたとは云っても、ご存知のように、私の調査は、もっぱら目の前にある、液晶画面のついた「魔法の箱」だけが頼りです。 この魔法の箱は、情報の宝庫ではありますが、その情報は膨大でありすぎるため、自分の欲しい資料だけを選りすぐるのがたいへんです。 漠然とした検索は、検索エンジン提供会社のスポンサーの思惑に嵌まるだけで、資料価値のあるものには辿り着けません。 ですから、「データベース検索技術者」いわゆるサーチャーの国家試験があるわけですね。 私は、その国家試験が「業務独占資格」認定ではないことを理由に、受けてはいませんが、多分優れた検索技術を持っていると、これは密かに自負しています。 そこで、持てる技術を駆使して、「私の三丁目の夕日」に迫るべく、思いつく限りのキーワードでの絞込み検索で、ある貴重な資料に出会いました。 そこを見るだけで、釧路で過ごした子ども時代が、忘れていた地名や空気の匂いまでもが甦る思いがしたほどです。 その資料のサイトをお気に入りに入れて、さらに、その中に置かれたいくつかの場所をキーワードとして、検索。 ims工房のHP立ち上げを3月1日にどうしてもしたかったのと併せて、完全なコンピュータオタクと化した2月下旬でした。 コンピュータソフトを始めたばかりの30年前に迫る、睡眠不足の日々でしたが、充実していました。 あーぁ、それなのに、です 釧路へ行って、叔母や従妹たちにもぜひ見てもらいたい、母にももちろん見てもらおうとしていたのに、そのページは、すでに削除されていて、深く失望・・・ 膨大な量だった為に(CD1枚をサイトアップしていた)、逆にe-bookとしてのファイル保存もしていませんでした。 今回、あきらめきれずに再度 探してみたところ、違うURLで、不完全ながらも見つけることができてたいへん嬉しく、今度は後悔のないよう、正規にCDを手に入れたいと制作会社に連絡し・・・・・ 釧路に縁ある者として、他の冊子も含めて、送って頂くことができました! 冒頭のお礼の言葉は、そのことへの感謝の思いを述べたものです。 さらに、今回は幸いなことに、釧路市の公式ホームページの中にCD情報が置かれているため、インターネット上からなくなることはなさそうです。 はじめて、日頃お世話になっているウィキペディアの編集にも、リンク切れの修正で投稿しました(^_^)v (実は、これが、たまらなく嬉しい♪ 分かる方にはご理解いただけるかと!) 釧路市のURL、最後にご紹介しますね。圧巻の写真集・資料集です。 § さて、従妹のA美ちゃん、主婦の貴重な時間をタップリ割いての案内、ありがとうね!! あの時に撮った写真です♪ 青雲台のヒルズトップ。この、何とも近未来的な塔は、なんのことはない、NTTの基地局のものでした。この塔の下にひっそりとあるのが「炭鉱展示館」です。 ![]() 炭鉱展示館の入り口の展示物、6トンの石炭の塊です。 ![]() 6トン、これがひとつの塊。大きいけれど、見た限りでは、あっと驚くような大きさでもなく、砕かれた6トンの石炭の量とは随分ボリュームが違って見えました。 私の子ども頃、炭住(炭鉱の社宅)の各家庭には、大きなトラックが月に1度横付けされ、ダンプカーの荷台を傾けてザァーッと、約1トンの石炭を置いていってくれていました。それを石炭箱にしまい込むのは、どこの家庭でも、子どもも手伝わされていたものです。 その6家庭分の量と、頭の中で比較しての話です。 ジオラマ。これを先に見ておくと、各所に散らばった施設と地形の関係が頭に入って、探索にはもってこいですね。 ![]() やはり、ここでも私は線路が気になります(爆) これは、全国の「鉄」をひきつけてやまない釧路臨港鉄道が縮小して、今の「太平洋石炭販売輸送」になった際に撤去されたレールです。 ![]() 1887年製ですから、標茶駅のアメリカ イリノイのものよりさらに10年遡ります。 いえ、本当に、これだけ刻印がきちんと残っている、イギリス CAMMELL STEEL の、1880年代のものは、貴重な資料価値があるのですよ! なのに・・・刻印の一番右側の写真が失敗写真で、発注者刻印が読めません(泣 文字数からすると北海道官設鉄道(H.R.)ではなく、Imperail の I がついている可能性があります。 すみません、ちょっと趣味的に過ぎました・・・ こんなものも展示してありました! 私がこどの頃に家庭で一般的に使われて「ルンペンストーブ」にごく近い形です。 ルンペンストーブは、このような鋳鉄ではなくもっと薄くて軽いものでしたが、これが原型なのでしょうか。 ![]() 選炭工場の全景です。 ![]() 左上に、チラリと見える → そう、この奥に地下へおりる階段があって、模擬坑道が機材と共にしつらえてあるのです! この階段の下、明日のご紹介にします。 ![]() ゾクゾクします。 [生活・趣味]ランキングに登録しています ![]() どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m こちらから→釧路市の公式HP ここの中の[ようこそ釧路へ]の「日本唯一の炭鉱 」をクリックして、 さらに「釧路炭田」をクリックすると、CDの内容がそのまま見られます。 出だしの音量にご注意くださいね。 A美ちゃん、S子叔母さんにぜひ、このサイトを! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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