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2006/11/10
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カテゴリ:BATON & OPINION
ブログ友のところで、

『ヘリコプターでワーグナーの「ワルキューレの騎行」の曲を』

という内容のコメントをみつけ、懐かしい映画を思い出しました。

「地獄の黙示録」ですね。

強烈な映画ですが、映画の中で M.ブランド演じるところのカーツ大佐の台詞に

「虚偽の連鎖ほど憎むべきものはない」

というものがありました、覚えておいででしょうか。


あったことを「無かった」としたり、また、無かったことを「こうだった」として
千数百年を越す、時の為政者の作った「物語」に、
「虚偽あり」と、確かな確信を持ちながらも
「歴史」に変貌せしめて、恐れ多くも学問の名を借りて、教育の場に差し出す時、
そこには意図されたひとつのストーリーが用意されているとみるべきです。

そのように意図をもって蘇生された「新物語」の前説は、大抵の場合、耳に優しく心に熱い文言で成り立っています。

また過去、後の世に大きな禍根を残す政策が実行された例を、
正しく学問的な「歴史」の目で、自国・他国を問わず眺めた時
恣意的「新物語」の序章を読ませるにあたって、大抵の為政者が真っ先に行ってきたのは、「教育」への介入です。


「教育」に関する「法」に手を加える時、普通の政治家なら、悪く変えるとは言いません、「改正」といいます。

さて、この「美しい国」日本教育基本法の強引な「改正」が、今この時期に、「使命感を持って」行なわれようとしています。

選挙制度の不備の中とはいえ、多くの方が選んだ政権が、国会という場で充分な審議の果てに「改正」をしようとしていることに、
これまた多くの方は疑問を感じてはいないのでしょう。

サラリと見た限りでは、
「何をもって反対するのだ、"改正" に!?」
と思われるかもしれません。
若者の心の荒廃が目に付く昨今、
"国や郷土を愛する態度を養うこと" の何が問題なのだ?と。

そのような小さな文言の表現をいちいち重箱の隅をつつくようにして、「改悪だ」と反対意見を述べる人々を、反対のための反対か!?と非難する方もいるようですが、ちょっと待ってください。

なぜ反対するのでしょう?考えてください。そして知ってください。
こちらのページに、「改正」案と問題点の指摘があります。

「法」には、常に「解釈による運用」ということがつき物です。
解釈を変えて元々の精神に背いた運用をすることも可能なのが「法」です。

であれば、違った解釈をされにくい文言の方が、やはり良いとは思いませんか?
その方が成熟した法といえるのに、なぜ今、敢えて憲法違反とまで言える「改正」をしようとするのか、不思議だと感じてください。


それぞれの方の「史観」によって呼び方は違うであろう「先の大戦」ですが、
その時の我が祖国日本にしても、真摯に考察を加えるなら、
特に、軍部の独走を図らずも許してしまった点で「法」がそれ自体に内包する弱さを見ることは、今日の日本人には可能です。

そのことに気づけば、
「法」に弱さ・脆さがたとえあったとしてもほころびを作らぬよう運営するためには、「法」の元々の発生に立ち返って
「利害・損得ではなく、真にモラルに拠って行動する人間」を育てる努力をし、
取るべき行動に迷った時には大勢に流されるのではなく、自分の中に、問える指針を持つよう励ましてゆくのが、教育として大切なのだとわかります。


まだまだ苦しんでいる方が多いので、例としては不適切かも知れませんが、オウム真理教の一連の事件、
もう一昔前になってしまった大韓航空事件の美人工作員「金賢姫(キム・ヒョンヒ)」の自伝でつまびらかにされた彼の国の教育内容
それらは、宗教や教育が、
それを施された「優しい心根を持ち、真面目で実直、而して誠実な努力家」に与える影響と結果を、つぶさに私たちに教えてくれました。



国を挙げて「教育」を考えるなら、この視点を失ってはならないのです。


個々人の心の中の「想い」や、頭の中の「思い」にまで政治が介入することへ、決然と「NO!」と言った勇気ある教員を処罰し、
一方では、柔らかな子の感性を、死に追いやるほど無残に傷つけ、あるいは肉体的・精神的モラルハラスメントやセクシャルハラスメントを行う教員が横行する、
そのことこそ、早急に解決すべき問題です。

今の政権で、今出されている「案」で、教育基本法に手をつけるのは、はっきりと「改悪」だというのが私の意見です。

最後まであきらめたくないですが、でも、たとえ強行突破で改悪されたとしても
(強行かどうかはともかく、今回は残念ながら間違いなく突破されると思いますが)
「法」の解釈が私のモラルに反した運用をされようとしたら、その時には、
次代への「「虚偽の連鎖」をさせないために、
身体を張ってでも抵抗出来る大人でありたいと---

自分を鼓舞する---今日この頃(イカン!伝染るんですよね、あれ。)




映画や漫画でホロリと来ても、私のようにはすぐすぐに涙を流さない娘が、

「もう、だめ! 涙で読めなくなりそう。。。」

と言いながらも頑張って最後まで読んだ「実話」が、あるブログで紹介されていました。

教育基本法に手をつける以前に私たち大人が心しなければならないことが、見えてきます。

心にタッピングというブログの
9月27日-「先生」である意味-です。
携帯でご覧の方のためにURLも記載します。
http://blogs.yahoo.co.jp/bdalampanjp/20630984.html





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最終更新日  2006/11/11 03:16:16 AM
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