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カテゴリ:PC
せっかく書こうとしていた昨日、楽天さんはシステムの不具合による急のメンテナンスで、久しぶりで書いたものをボツにされました。
思い出して書くのにも気持ちの温度差は埋めがたく・・・ それにどうせ、二つのカテゴリーの話題でどちらかにまとめがたかったというのもあり、ここは、書き直しついでに分けて、ひとつずつアップしていきます。 で、まずはパソコン(コンピュータ)のこと。 最近の私のパソコン教室は、他の方が夏休みなのを幸いに、あるひとつのことに関わり続けていました。 もっぱらフ○トショップを使用した印刷用デジタルデータ作成の方法を、お教えしていました。 家庭用プリンターでの印字用ではなく、印刷版下用原稿としてのそれは、様々な点で相違点があります。 それらを踏まえて、フ○トショップを使い始めたばかりの方にお教えするのはたいへんですが、やりがいはあります。 モノが、印刷物としての成果物として出来上がってくるのは、家庭用プリンターで打ち上げるのとはまったく違った高揚感があるのです。 もともとの私が、印刷屋上がりのソフト屋だから余計かもしれません。 とはいっても、私のソフト技術はもっぱら地味な「漢字(文字)組版」という分野です。 この技術と出会ったン十数年前、まさに活字中毒の私向きな仕事だと思ったりしたのを思い出します。 おまけに当時は1セット数千万円というコンピューター(ミニコン)を思いのままに触れるという特権もあり、本当に「寝食を惜しんで」仕事に明け暮れました。 平均睡眠時間は3時間がいいところという按配で、2進数の世界に没頭というよりは「萌えて」いました。 今にして思えば、「コンピュータおたく」のハシリですよね(笑) まぁ、ディスプレイも無しの、ソフトもデータも紙テープという、今の方々からすれば石器時代のような、そんな時代の電算写植機の組版ソフトですから、振り返ってみれば、活字から写植(写真植字)への、しかも電算写植へという技術転換期のハシリから携わっていたということになります。 日本の電算写植機の第1号の第一番ユーザーの組版ソフトの数少ない技術者ですから、これはもしかしたら、とっても自慢してもいいことかもしれません。うん。 化石になる前にやっぱりこのあたりのことを一度書いておきたいなぁと、随分熱く語ったのは、もう消えてしまった昨日の文・・・ やっぱり さてさて気持ちを切り替えて・・・ 時代は変わって、当時で数千万円したコンピュータ(ミニコン)よりはるかに処理能力の高いパソコンが、ヘタをすると一桁の数万円で購入できて、素人の方が印刷版下用のデジタル原稿をチョコチョコッと作れるようにまでなっていて、 私のような者がその技術進歩の程を一世代で目の当たりにしているのですから、その進歩のスピードたるや、やはりすごいものがあると思います。 初期の電算写植機の文字の送り量の最小単位がなんとたったの1/4mm。 つまり1cmの最小刻みが40---ということは1インチあたり換算で、約2.5倍して--- 分かりやすく画像解像度の単位にすると、100PPI。 これをチョコっと解説すると、1インチの一辺に100の情報の点が存在するので、100×100で、1インチ四方の情報量は1万の点で表わされるということです。 そして、これはかなり粗い解像度です。 デジタルカメラが主流の世の中なので、これ以上ごちゃごちゃ書くのはやめますが、昨今、印刷屋さんへの版下用デジタル原稿は350PPI程度が求められていますから、そのあたりでなんとなく比較してみてください。 A3・A2の印刷物の350PPIという解像度の情報量の多さは計算すればわかりますが、膨大な量です。 でも、ロッカーほどの大きさのミニコンでもそれを受けるドデカイ自動写植機でもできなかった編集不要のイッパツものの精緻な版下原稿が、文字の少ないものならDTPソフトなどを使わなくても画像ソフトでできちゃう、しかも総天然色(爆!)カラーで!! 改めてパソコン万歳の思いを強くしました。 オマケに、作ったものが・・・で、次の話題です。 多分明日? ランキング投票はこちら クリック よろしくお願いします。 こちら↑ 私のパソコン教室「ネットDe☆PC」 勉学の秋が来る前に、無料体験など、いかがですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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