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カテゴリ:BATON & OPINION
うーん、やっぱりなぁ・・・
私やみゆきさんが危惧していたことが具体的になりつつあって、先日の「バトン」が問題視されていると、ある方から連絡を受けました。 「問題視」の趣旨ーーー ここで私が自分なりにまとめてしまうと、伝言ゲームのように出だしと終りが全く変わってしまうこともあるので躊躇します。 でも、ほってもおけないことなので、私が今の時点で妥当なご意見だと思う方のブログへ、ここでリンク及び、トラックバックバックをさせていただきます。 「木漏れ日と そよ吹く風と」の、HN:ノンノ様、事後承諾となります失礼をお許しください いくつかのご指摘については私も事前に調べていて、さまざま立場の方のいろいろな考え方があるのを確認し、私などが下手に講釈をするのはそぐわないと感じ・・・ なので、バトンを受け取る時点でさんざん迷いました。 そのうえで、このバトンの趣旨である(と思われる)部分を重要視して、私の意志で採択しました。 つまり、 《ムコ多糖症》という病気が社会的認知度が低い病気だという点と、比較的有効だと思われる薬の日本国内での認可が遅れているという事実、これを多くの方に知っていただいて、声を大きくしたいという願い という部分です。 さらに、バトンが直接寄付を募っているのではなくムコネットのURLを記していて、そのムコネットはリンクフリーであるということも確認できましたし、治療が間に合わなくて亡くなった方やご家族の無念に思いを至らせもしました。 そこで、バトン貼り付けに躊躇したけれども・・ということや、偶然聞き知った範囲での、一般的な難病の薬の開発・承認が難しいこと、などを合わせてのブログアップにしました。 貼るのに迷い、今日はこうして、取り下げるべきなのかと迷い・・・ ですが、出所がわからないというのは、他のいろいろなお遊びバトンでもそうだし、 「スーツ姿で云々」に関しては、もしかしたら、「正装して」とラジオで聞いたものが「スーツ姿」になってしまったのかもなどとも想像できますが、バトン趣旨からすると枝葉だと、少なくとも私は今の時点でも、そう感じています。 「早く薬が許可されるよう」については、昨日のバトンの文に続けて書いたとおり、今回は日本人の治験データがないまま、例外として『遅まきながら』の承認になりそうなので、タイムラグのあるバトンというものの性質からすると、悪意ある嘘というわけではないと、これも私個人の見解では許容範囲です。 10月から認可される予定であることを併記すれば、ご理解いただけると考えました。 薬の許認可については、私などが言うまでもなく、さまざまな問題があるのは事実です。 誤った、あるいはゆがめられたデータによる性急な承認で、実用段階に入ってから事故がおこり、過去、多くの薬害を生みだしたりもしています。(←そのような事件もあったという意味です) だからたとえ日本人治験データが揃わないからという理由で認可がおりなくても、それが今の「日本の法」である限り、素人判断で一方的に責め立てたりは、もちろんできません。 ただ、社会的認知度が低く採算性の低い薬剤については、研究費そのものの確保がむずかしくてそれがために相応のデータが集められないというのも現実で、この10月から(言葉は適当ではないかもしれませんが)超法規的にやっと承認される予定のムコ多糖症2型の薬は、世界27カ国ですでに使われています。 このネットワーク(ムコネット)の注目すべき点は、ムコ多糖症の治療薬をきっかけとして、海外新薬の日本での早期承認へと国や社会の関心を向けたことだと、これは私なりの評価で、これらのことから、ぜひ応援したいと思いました。 治療法の確立していない病気の患者や家族が、研究が進むのを一日千秋の思いでお望みになるのは当然だと思うし、世界で広く使われている薬による治療が、日本にいては間に合わないというのでは、やりきれません。 これらを検討し、今回のバトンはムコネットの活動の的をはずしたものではなく、善意の口コミの範囲と私は受け取ったというわけです。 SNS:mixi(ミクシィ)の該当コミュニティで、本来のコミュニティの趣旨を逸脱してバトンのことが論争に発展するなどして、その種の面倒事にムコネットの管理者が巻き込まれているらしいことは想像の範囲ですが、お気の毒としかいいようがありません。 またまた、 良くも悪くもネットよなぁ と、溜息が出ます。 人は、善意だけでは動けないのでしょうか? 万一、善意に裏があったとしても、それを許容範囲と取るか埒外と取るかは、誰かを傷つけることでない限りは受け取る側の問題であり、判断する権利は皆等しく持っていると思います。 でも、関わる権利を皆が一様に持っているとは限りません。 また、関わったからには義務が発生する場合もあれば、マスコミなどは責任も発生します。 にも関わらず、ネット上ではその線引きが曖昧なまま、誰でもが論客たり得ます。 気をつけてお互いに戒めあい、無責任発言をしないように心掛けたい、ブログ社会です。 論争に進めるべき事象かあるいは違うか、論を戦わせるならどのような土俵が適当か、好みで言って良いことかそうではないか、判断する力を各々がつけなければ真の意味でのネットの恩恵には浴せないどころか、人として、実社会でも適応が難しいだろう、と思ったりしました。 バトンを受け取ってくださった方々、ご迷惑をおかけしますが、ご自分のブログに来る方とのつながりの範囲でご判断ください。 そのままでも特に問題はないのでは? でも、それぞれのご判断で削除・加筆訂正するもよし、これが私の意見です。 いかがでしょうか? 万一追記で記事をお書きになる時には、私のこの記事へのリンク、ご自由にしてくださってかまいません(^^)v ランキング投票はこちら ![]() ![]() こちら↑ 私のパソコン教室「ネットDe☆PC」 無料体験、ぜひお試し下さい。 ついでにちょっと判らないこと、 訊いちゃいましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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改めてmaman.mさんの真摯な考え方に感動しました。
私はあのバトンは文章からして、疑問がありました。だから医療関係の方が評価するかどうかを見ていたわけなんです。 「まずは知ってもらうこと」それが一番のこのバトンの『祈り』だと思って、私も削除しないでおこうと思います。 取り合えず、maman.mさんのこの日記を改めて私の方にリンク貼らせていただきたいと思います。 この日記鳥肌がたつほど感動しちゃいましたよ(笑) (2007/09/13 08:10:59 AM)
maman.nさんのご意見、すごくよくわかるし、共感します。
私は、削除しましたのよ~ どうしてかというと、みゆきちゃんやmaman.nさんのように、きちんと深く考えずに、「そんな辛い病気になって、さらに苦しんでるなんて、何とかしたい!」という思いだけで、バトンなら気軽に協力できるし、と、飛びついてしまったわけで、それが私の常日頃の悪い癖だからです。 だから、リセットして考え直そうと思ったわけなんです。 今後、こういう機会があれば、ただバトンを回すのではなく、自分の言葉で語るという形で協力したいなと思ってます。 ただね、厚生省は……「介護保険にリハビリまる投げ」をはじめとして、医療従事者サイドから見て、まぁ、問題の多いところですわ。勤務医不足の問題にしても、「何を今頃」という感があるし。 最後は関係のないお話で、すみません。 (2007/09/13 09:24:50 AM)
十分ではないけれど言葉が多すぎない程度に、をこころがけて・・・やっぱり長くなってしまいましたが(笑)
私の場合、たぶんこの病気?と思われる、またはよく似た病気の方の話を身近に聞いているというのもあって、知らず知らず押し付けがましくなっているのではという不安もあったしね。 でも、みゆきさんのバトンのおかげで、再考ができたので、こちらこそ、ありがとう!です。 (2007/09/13 09:53:46 AM)
お久しぶりです☆
削除してリセットも、もちろんアリで、私へつながったお二人がそれぞれの形を取ってくださったのは、ここ以降の方へ、とても参考になると思います。 それに、常日頃思うことがたくさんある人ほど、簡単にまとめてあるあのような悪意の感じられないバトンに気軽に協力する・・これは無理ないことだと思います。 だってねぇ、厚生省・・・医療従事者の方なら100万語あっても語り尽くせないでしょう(爆! しろうとの私でも書き出せばキリがないですから。 早期承認に関しても、5カ年計画ってどうよ?それで今4年以上かかっているものがやっと1年半になる・・・間に合わなくて亡くなった方には何と言う? などなどね。 (2007/09/13 10:25:51 AM)
近所の某スクエアのパンやさんでも
この病気についてのチラシ置いてましたよ この病気を知ってほしい方が 近くにもいらっしゃるのね たまにはここでお茶しましょうか (2007/09/14 08:19:04 PM)
ありがとうございます、読みました(^^)v
ところで焼き鯖寿司、味は最高でしたが、細かな部分でご教示いただきたいこと満載でした(爆笑! のちほど弟子になりに伺いますデス。 (2007/09/15 12:28:08 PM)
あの、美味しい・・・ホクトは鼻ピクピクでつい足が止まるパン屋さんですね(爆!
そう・・チラシを印刷するのだって経費がかかります。 だからこそ、ネットの利点が本来の「利点」としてのみ使われるのだといいのになぁと思うのですが、なかなか理想通りにはなりませんね。 かといって規制のかけすぎは検閲強化に直結だし。 本当は、どんな媒体であろうとも個々が取捨選択するという基本に変わりはないのですが。 お茶・・・トマト!まだある?今晩でも伺います(笑) (2007/09/15 12:46:07 PM)
ご連絡が遅くなってごめんなさい!
ご迷惑をおかけしましたが、このバトン問題はいろいろなことを見直すきっかけになり、新しい出会いも生み(^^)v、 結果論ですが、この難病への支援活動が正しく広まる役割さえ果たしたと、 今はそう思います。 凹んだ者同士、これからもどうぞよろしく! (2007/09/15 12:53:47 PM)
はじめまして
私も間違ってバトンを貼り付けたものです。 そこで聞いたのですが、 どうもムコネットは本当の支援団体ではないという話です。 そういわれれば、この内容をラジオでしゃべったのは、ムコネットに属している湘南乃風の若旦那ですよね。 おそらくファンの方が聞いて感銘をうけて、話した内容そのままにバトンにしたのでしょう。 なのに、ムコネット自身が「関係ない」と言い切るのはどうもおかしくないですか? 患者会の方は最初から、バトンの内容を否定していましたが、 ムコネットは当初容認していました。 どうもムコネットには日テレの利権が絡んでおり、中立性は期待できないとの事です。 これも聞いた話ですのでなんともいえませんが、ムコネット以外の患者会のHPを調べてみたら、なんとなく納得いきました。 (2007/09/20 10:31:31 PM) |