娘のアメリカ留学パートⅡ
フロリダのオーランドの近くの町で娘の留学生活は始まった十六歳になったばかりだった“日本人の留学生来る”と新聞に載るほど日本人の珍しいところだった街の店で買い物をしていると窓から覗かれた娘が留学する前にこんなところが良いなと言っていたことそれは日本人がいないところ小さい子がいないこと英語が良く話せないので美容院に行って説明できないからママガ美容師ならいいな勿論受け入れてくれる所があればありがたいという状態なので希望など言える筋合いではないところがふたを開けたら願いは全部かなっていたこの子はこいうところがある必要なものは皆引き寄せてしまうホストファーザーは日本で暮らしたことがありパパさんと呼びなさいと言ってくれた毎日のお手伝いは風呂掃除とごみ捨てと決められたいよいよ登校することになり授業を決めることになった珍しいものではベビーケアー高校生が自分の子供を連れて登校することが出来るその子の面倒を見るクラスだ何ともアメリカ的である小学生に折り紙を教えることになったところがびっくりしたのは、クラスにピストルを持ってくる子麻薬を持ってくる子がいたという病んだアメリカを感じさせられた親としては麻薬・ガン・エイズこの三つは離れてしまえば付いて守ってやれないそれなりに覚悟をしなければ留学などさせられない信頼とあとは神に祈るしかなっかたクラスに当時内戦中だったクロアチアの留学生がいた同じ留学生同士仲良くなった聞くと、戦争を逃れて来ているので国へ帰れば鉄砲を持って戦わなければ成らないという同い年なのに・・・平和ボケした日本から行った娘には相当ショックだったようだ初めて世界の現実が身近になって来たたまにくれる手紙は私たちにも珍しく面白いものであった家の周りの、大きな木にリスが鈴なりになっている川で泳いだらその川は、わにがいた別の川では、あらいぐまが数匹お洗濯をしていた道で自動車事故でスカンクが死んでいた大変くさかった日本では考えられない風景である娘は留学生活を楽しんでいるようで一安心